島根県で過払い金請求の対応に強いみどり法務事務所

島根県に住んでいて、過払い金請求をしたいと考えている人の中には、どの事務所に依頼するべきか迷っている人もいるでしょう。

司法書士事務所や弁護士事務所は全国各地にありますが、過払い金請求をするにあたって重要なのは、実績と信頼がある事務所を見極めることです。

島根県で過払い金請求を成功させたい人は、過払い金請求や借金問題に強い、みどり法務事務所へご依頼ください

ここでは過払い金請求のメリットやデメリット、事務所選びのポイントなどを紹介します。

1.過払い金の返還実績が豊富なみどり法務事務所で無料相談

みどり法務事務所は全国規模で展開する事務所です。

過払い金請求や債務整理などの実績が豊富で、迅速かつ丁寧な対応から、過払い金や借金問題に悩む多くの人に利用されています

相談者様の秘密は徹底して厳守するため、家族や勤務先に知られないよう相談や手続きが可能です。

さらに、みどり法務事務所は相談料が無料のため、何度相談をしても費用はかかりません。

初期費用も0円なので、今すぐに資金を用意できない人も安心です。過払い金請求を検討している人は、まずは過払い金がいくら発生しているのか、無料でチェックしてみましょう。

実績豊富なみどり法務事務所なら、無料診断ダイヤルやメールから気軽に依頼ができます。

2.島根県で過払い金請求を依頼する事務所選びのポイント

過払い金請求の手続きは自分で進めることもできますが、非常に時間と手間がかかります。また、専門的な知識も経験もない人が、貸金業者との和解交渉を進めるのは難しいでしょう。

特に、複数の業者と交渉をする場合や、過払い金請求の時効が迫っている場合は、より複雑な対応が求められます。

過払い金請求にあたり、頼りになるのが司法書士などの専門家です。しかし、数多くの事務所がある中、どの事務所を選ぶべきか分からないという人もいるでしょう。

そこで、信頼できる事務所を探すにあたり、押さえておきたいポイントを紹介します。

2-1.過払い金請求・債務整理など借金問題を専門としている事務所かどうか

弁護士事務所や司法書士事務所は全国に存在しますが、どの事務所でも過払い金請求ができるというわけではありません。

刑事事件や企業弁護を専門としている弁護士事務所もあれば、不動産登記や商業登記などを専門としている司法書士事務所もあります。

過払い金請求や債務整理が専門外の事務所に依頼をしても、受けてもらえる可能性は低いです。

たとえ依頼を受けてくれたとしても、借金問題に疎い事務所では手続きや交渉がうまくいかず、手続きに時間がかかってしまいます。

また、過払い金の返還率は、事務所の交渉力に左右されるという点も忘れてはいけません。

事務所を決める際はホームページを確認したり、直接問い合わせて過払い金の返還実績を聞いてみたりなど、十分にリサーチをしておくと安心です。

2-2.過払い金請求の実績は豊富かどうか

過払い金請求や借金問題を取り扱っている事務所でも、実績や経験が豊富な事務所もあれば、そうではない事務所もあります。

実績がある事務所を見極めるには、これまでこなした案件の数や、平均でどの程度の過払い金を取り戻したのかという具体例を、ホームページなどで確認しましょう。

案件をいくつ解決していれば実績が豊富なのかは、相対評価なので一概には言えません。しかし、解決した案件の数や具体例を公開している事務所なら、信頼できる可能性が高いです。

気になる事務所を見つけたら、電話や面談で状況を説明し、どれくらいの過払い金を取り戻せるのか聞いてみましょう。

即座に分かりやすい返答をもらえれば、経験豊富で交渉力の高い事務所と判断できます。

2-3.過払い金請求の手続きの流れやかかる期間、費用をわかりやすく説明してくれるか

初めて過払い金請求をおこなう相談者様は手続きの流れも、和解にかかる期間も費用の相場も分かりません。

専門家は相談者様の目線に立って、分かりやすく説明する能力が求められます。

一般人には馴染みのない制度や法律用語を並べて、一方的な提案を押しつけてくる事務所と信頼関係を築くのは難しいでしょう。

そのため、手続きの流れや費用の内訳などを分かりやすく説明してくれるかという点も、事務所選びの大事な判断材料になります。

不明な点を質問しても、面倒くさがったりせず答えてくれるかも見ておきましょう。

なお、過払い金請求を専門家に依頼する場合、着手金や成功報酬などの費用が発生します。

中には着手金がかからないかわりに成功報酬の率が高い事務所もあるので、事前に費用の見積もりを提示してもらいましょう。

明確な見積もりを出してくれない事務所であれば、避けたほうが無難です。さらに、貸金業者との和解が成立せず裁判になったときは、裁判費用が追加で発生する場合があります。

裁判にならなかったとしても、事務手数料などの名目で追加費用を請求してくる事務所もあるので注意しましょう。

追加費用はかかるべくして発生するものなので、追加費用を請求してくる事務所が信用できない事務所であるとは言い切れません。

しかし、依頼を受けたいがために、事前に費用の説明を十分にしてくれないような事務所では、安心して交渉を任せられません。

本当に信用できる事務所なら、事務所の利益よりも相談者様の負担を考慮してくれるはずです。

2-4.相談者の立場にたってメリット・デメリットを正しく説明してくれる(信頼できる事務所かどうか)

過払い金請求のメリットは、払いすぎた利息を取り戻せることです。しかし、一方で、過払い請求をおこなった貸金業者から借入ができなくなるというデメリットも存在するのです。

また、過払い金請求をしても、絶対にブラックリストにのらないとは限りません。

借金を完済していない状態で過払い金請求をおこなうと、場合によっては債務整理扱いとなり、信用情報機関に事故情報が登録されてしまうことがあるのです。

このようなデメリットを隠して、メリットばかりを主張してくる事務所は信頼できません。

相談者の立場に立ったうえで、メリットもデメリットも分かりやすく説明してくれる事務所を選びましょう

知ると得する過払い金請求のデメリット

過払い金請求訴訟(裁判)を提案してくれるかどうか

過払い金の存在が世の中に知られるようになり、過払い金請求をおこなう人も増え続けています。

一方で、過払い金の払い戻しにより経営破綻した貸金業者も多く、倒産していない業者も経営が厳しい中、どうにか生き残っている状態です。

そのため、和解交渉により取り戻せる金額も少なくなりつつあります。返還率を上げるには、交渉だけに終わらず、裁判に持ち込むのも1つの方法です。

裁判は時間も手間もかかるため、避けようとする事務所もあります。しかし、できるだけ多くの過払い金を取り戻すため、裁判も辞さないという姿勢の事務所は信用に値するでしょう。

裁判を必要としない場合でも、手続きにどれくらいの費用がかかって、いくらくらいの金額が戻ってくるのかを詳しく説明してくれる事務所なら安心です。

知ると得する過払い金請求の裁判のメリットとデメリット

2-5.対応は丁寧で迅速かどうか

事務所を決める際は、相談や打ち合わせすることを考慮して、自宅に近い事務所を選ぶ人もいるでしょう。

しかし、通いやすい場所にある事務所が、必ずしも信頼できる事務所とは限りません。出張相談を受け付けている事務所もあります。

支払い方法や営業時間なども含め、できるだけ柔軟に対応してくれる事務所を選びましょう。

無料相談を受け付けているのであれば、実際に相談して対応を見るのも、信頼できる事務所か判断する材料になります。

上から目線で対応してくる事務所や、依頼をするよう営業トークばかりしてくる事務所は避けるべきです。

親切で丁寧な対応をしてくれるか、こちらの話を良く聞いたうえで納得ができる説明をしてくれるかをチェックしましょう。

また、過払い金請求は、依頼人の状況によっては緊急性が求められるケースもあります。できるだけ対応が早く、こまめに連絡をしてくれる事務所なら安心です。

ただし、対応が迅速だったとしても、一度も会わずに電話と書類だけで手続きを終わらせようとする事務所は警戒するべきです。

事務所の利益を優先し、数多くの案件を流れ作業のように処理している事務所ほど、そのような傾向が見られます。

なお、問い合わせの対応だけは事務員がおこない、面談は専門家がおこなうという事務所は珍しくありません。

しかし、最初から最後まで事務員が対応する事務所は避けるべきでしょう。過払い金請求をおこなう権限を持っているのは、弁護士や司法書士などの専門家だけです。

事務員はどれだけ法律に詳しくても、素人であることに違いはありません。専門家が直接対応してくれるかという点も確認しておきましょう。

2-6.良い評判や良い口コミが多いかどうか

ホームページがある事務所では、代表者のプロフィールや「お客様の声」を公開していることが多いです。

口コミについては良い内容のものだけを紹介しているケースもあるので、できるだけ多くの事例を紹介している事務所を探してみましょう

口コミは事務所の実績や、得意な分野を知るための資料にもなります。ただし、具体的な事例や口コミがなく、年間の案件数や通算の案件数だけを強調している事務所は注意するべきです。

そのような事務所は、処理効率や収支ばかり気にしている、大量処理型事務所である可能性があります。

当然、相談者様1人1人への対応もおざなりで、親身に話を聞いてもらえることはないので、候補から外したほうが良いでしょう。

3.島根県で過払い金請求するならみどり法務事務所

島根県の過払い金請求はみどり法務事務所が対応します。

過払い金の調査だけでも無料なので、まずは、過払い金がいくら発生しているか実績豊富なみどり法務事務所でチェックしてみましょう。

遠方の方、事情があって外出がむずかしい方は出張相談も承っておりますのでお問い合わせください。

3-1.島根県の過払い金請求でみどり法務事務所が選ばれる理由

みどり法務事務所は過払い金請求や任意整理、個人再生など、債務整理を得意とする事務所です。

しかし、多くの人がみどり法務事務所に過払い金請求を依頼するのには、他にも理由があります。

相談料・着手金無料、成功報酬

みどり法務事務所は完全成功報酬制なので、相談料や着手金を用意する必要はありません

今すぐにまとまった資金を用意できない人や、借金を支払うよりもお金がかかってしまうのではないかと心配な人でも、気軽に依頼ができます。

電話やメールで相談する場合はもちろん、事務所で直接相談する際も、料金は発生しません。

過払い金返還額90億円超の実績

みどり法務事務所では、90億円以上もの過払い金を取り戻した実績があります。

完済から時間が経っている場合や、複数の業者から借入をおこなっている場合など「こんなケースでも対応してもらえるのだろうか」と心配に思っている人は、まず無料相談をしてみましょう。

全国5事務所、出張相談にも対応

みどり法務事務所は全国5カ所に事務所を構えています。事務所がある地域はもちろん、隣県に住んでいる人への対応や出張相談もおこなっています。

出張相談会は定期的に開催されているので、遠方に住んでいて直接事務所に行くのが難しいという人はぜひ一度ご参加ください。

参加を希望する場合は、ホームページの問い合わせフォームから申し込みができます。なお、相談料や参加料は無料です。

お会いするのは1度だけ

過払い金請求には個人情報が必要なので、依頼者様と直接会う必要があります。

しかし、顔を合わせるのは原則として1度だけなので何度も事務所に足を運ぶことはありません

資料などの準備は一切不要

依頼者様が明細書や契約書などの書類をなくしてしまったり、カード類が手元になかったりしても、過払い金請求の手続きは可能です。

依頼者様の名前と借入をした貸金業者が分かれば、みどり法務事務所の司法書士が調査します。依頼者様が資料などを準備する必要はありません。

親切・丁寧、迅速な対応

みどり法務事務所は初めて過払い金請求をおこなう人でも安心して利用できるよう、手続きの流れや費用の内訳を丁寧に説明します。

ひとまず過払い金がどれくらいあるのかを知りたいという場合は、無料診断ダイヤルに電話をかければ、5分程度で診断が可能です。

デメリットも含め正しい情報をお伝えした上で最善のご提案をします

過払い金請求はメリットばかりではなく、デメリットやリスクも存在します。どのようなデメリットが発生するかは、依頼者様の状況によりさまざまです。

みどり法務事務所では依頼者様1人1人の話をしっかりと聞いたうえで、最善の提案をおこないます。

徹底した秘密厳守

みどり法務事務所では依頼者の家族や勤務先へ直接連絡をすることはありません。

過払い金請求をしていると知られたくないという場合は、連絡をする時間帯や郵送物を依頼者様の希望に合わせることもできます

どのような対応ができるのか、詳細を知りたい場合は、ホームページの問い合わせフォームや電話窓口までお問い合わせください。

過払い金請求に強いみどり法務事務所の特徴を確認

4.島根県で過払い金請求するなら悪徳事務所とのトラブルに注意

過払い金請求は自分で手続きする方法もありますが、手間と時間がかかるうえ、取り戻せる金額が少なくなる可能性があることから、司法書士や弁護士に依頼する人がほとんどです。

しかし、中には依頼者様の弱みにつけこんで、お金を騙し取ろうとする悪徳事務所も存在します。トラブルを防ぐためにも、悪徳事務所の手口を知っておかなければいけません。

4-1.戻ってくる過払い金が少ない

悪徳事務所を利用することで生じるデメリットの1つが、返還される過払い金の額が少なくなってしまうことです。

貸金業者と交渉をせずに和解してしまう

悪徳事務所の中には賃金業者と手を結び、過払い金の請求額を大幅に減らすかわりに短期間で返還に応じるよう話し合っているケースもあります。

早期解決することで事務所は大量の案件をさばけるようになり、賃金業者は支払う金額が少なくなるということで、双方にメリットがあるのです。しかし、返還率が低い分、依頼者様は損をしてしまいます。

たとえ依頼者様が返還率の低さに納得できず裁判を希望しても「裁判を避けようとするでしょう。

裁判は時間と手間がかかるため、案件を多くこなすことを優先している事務所にとっては、デメリットでしかありません。

結局、大幅な減額和解で強引に終わらせようとしてきます。このように、和解を勧めるどころか、依頼人を無視して勝手に和解を成立させてしまう事務所もあるので、注意しなければいけません。

過払い金を着服されてしまう

悪徳事務所によく見られるのが、貸金業者との和解や裁判によって過払い金を取り戻しても、依頼者様には事実と違った報告をして、過払い金を着服する手口です。

たとえば、過払い金請求をおこなう時点で借金が残っている場合、過払い金から借金を差し引いた金額が戻ってきます。

その仕組みを利用して、100万円の過払い金があっても「クレジットカードのショッピング枠を20万円利用していたので、戻ってくるのは80万円です」というように、依頼者様が借金をしていたかのように報告する場合もあるのです。

残っている借金を上回る額の過払い金戻ってきても、依頼者様には借金がなくなったということを報告し、上回ったお金は着服してしまうというケースも見られます。

そもそも依頼をしていないのに、勝手に過払い金の手続きをされたうえに、返還金をすべて着服されたという例もありました。

過払い金が返還されると、依頼した事務所から過払い金の回収率や成功報酬額、事務手数料などを記した明細が発行されます。

しかし、明細を発行してくれない事務所や、明細の内容が分かりづらく、何にどれくらいのお金を使ったか分からない事務所は、過払い金を着服している可能性が高いです。

過払い金は貸金業者から直接依頼者様へ振り込まれるわけではなく、事務所に振り込まれた後に依頼者様へ支払われます。

そのため、依頼者様には実際に返還された過払い金の額は分かりません。事務所が明細を提示しなかったり、金額をごまかしたりすれば、不正に利益を得ることもできてしまうのです。

4-2.悪徳事務所にとって都合のいい貸金業者しか手続きしない

悪徳業者に依頼すると、場合によっては手続きを後回しにされたり、放置されたりしてしまう場合があります。

報酬がでない貸金業者や過払い金が少額の貸金業者は放置されてしまう

良心的な事務所であれば、たとえ過払い金が少なかったり、報酬が出なかったりしても、依頼された順番通りに手続きをおこなうでしょう。

しかし、悪徳事務所では成功報酬の少ない案件は後回しにするか、最初から相手にしないこともあるのです。

複数の貸金業者に過払い請求をする場合は、報酬が発生する業者の手続きだけを進め、報酬が見込めない業者は放置するケースも見られます。

過払い金請求の手続きを放置すると、貸金業者が倒産したり、時効が成立してしまったりする可能性があるため、迅速な対応が必要です。

最後に取引をおこなってから10年が経過すると、過払い金が請求できなくなってしまいます。

また、業者が倒産しなくても経営状況が悪化すると取り戻せる過払い金の額は少なくなるでしょう。

手続きを依頼した後も、事務所に任せきりにせず、こまめに進捗を確認し、状況を把握することが大切です。

知って回避する過払い金請求のトラブルの事例と回避方法

5.島根県で多い過払い金請求について

過払い金請求を成功させるには、事務所選びも重要ですが、それだけでは不十分です。

相談者様自身も、過払い金請求について正しい情報を把握しておく必要があります。

可能な限り返還金を取り戻すためにも、過払い金請求のメリットやデメリット、手続きの流れについて知っておきましょう。

5-1.過払い金請求とは

過払い金請求とは、簡単にいえば貸金業者に払い過ぎたお金を返してもらうための手続きです。

貸金業者には金額に応じて金利が定められており、借りた金額に利息を足した額を返すことになります。

金利は貸金業者が自由に決められるわけではなく、利息制限法という法律により、上限金利が定められているのです。

元本額が10万円未満なら、上限金利は年間20%までとなります。元本額が10万円以上100万円未満なら年間18%まで、100万円以上なら年間15%までです。

金利に関係する法律は利息制限法の他に、出資法という法律もあります。出資法は29.2%で、多くの貸金業者は出資法の上限金利である29.2%で貸付していました。

利息制限法と出資法の間の金利を「グレーゾーン金利」と呼び、多くの貸金業者が金利をグレーゾーン金利の値に定めていました。

なぜなら、出資法の上限金利を超えると罰則が適用されますが、利息制限法の上限金利を超えても罰則には当たらなかったからです。

グレーゾーン金利の存在が見直されたのは、2006年のことです。

この年、最高裁判所にてグレーゾーン金利を否定する判決がおこなわれ、利息制限法を超えて支払われた利息分は、借金の元本へ充当されることになりました。

つまり、これまでグレーゾーン金利でお金を借りていた人は、超過した利息分だけ借金の元本が減ったというわけです。

利息制限法が定める金利で計算し直すことを引き直し計算と呼びます。

引き直し計算をおこなった結果、借金の元本以上に払い過ぎていたと分かれば、超過分の返還を請求できるようになったのです。

これが、過払い金請求ができるようになった経緯です。2006年以前に借入をしていた場合は、一度専門家にご相談ください

知って得する過払い金が発生する条件

5-2.過払い金請求のメリット・デメリット

過払い金請求によるメリットとデメリットは、既に借金を完済している人と、返済中の人で異なります。

借金を完済している場合のメリット・デメリット

借金を完済している人の場合は、過去に借入をした貸金業者へ過払い金請求をおこなえば、払い過ぎた利息を取り返せます。

戻ってきた返還金が多ければ、新たに借入が必要になった場合でも、借金をせずに済むでしょう。

ただし、完済日から10年が経過している場合は、時効が成立してしまっているため、過払い金請求ができません。

時効を迎えていなかったとしても、貸金業者が倒産してしまえば、やはり過払い金は取り戻せなくなってしまいます。

このようなデメリットを生じさせないためにも、完済している人が過払い金請求をおこなう場合は、1日でも早く行動に移さなければいけません。

返済中の場合のメリット・デメリット

借金の返済が終わっていない人が過払い金請求をおこなう場合、過払い金が返ってくるだけではなく、借金が減るというメリットがあります。

返還金を借金の返済に充てられるので、借入の残額や取り戻せる金額によっては、借金をゼロにすることも可能です。

ただし、過払い金が少なく、借金が残ってしまった場合は、信用情報機関に事故情報が登録されてしまうというデメリットもあります。

借金が残る場合は債務整理という扱いになるため、いわゆるブラックリスト入りしてしまうのです。

ブラックリストにのると、賃金業者からの借入ができなくなるうえ、新規のクレジットカードが作れなくなったり、所持しているクレジットカードの利用が停止されたりします。

事故情報が記録されてから5~10年は、ローンの審査も通りにくくなるでしょう。

しかし、借入の残額がゼロになる場合や、残額よりも返還金のほうが多い場合は、ブラックリストにのることはありません。

6.過払い金請求が多い島根県について

島根県は中国地方に属する県の1つです。総人口は2018年10月の時点で約68万人、そのうち65歳以上の人口が約23万人と、高齢化が深刻な地域でもあります。

高齢化率は33.1%と、47都道府県中第3位です。2019年2月の時点で、島根県弁護士会に登録している弁護士事務所の数は86、島根県司法書士会に登録している司法書士事務所の数は109に及びます。

高齢化が顕著な島根県では、2006年以前に借入をおこなっている人も多く、過払い金請求の需要が高いです。

一方で、利息を払い過ぎていることに気がついていない人や、過払い金請求ができることを知らない人も多いので、家族に勧められて過払い金調査を依頼するケースも見られます。

また、島根県はバスや電車の運行本数が限られており、事務所の行き来が困難なことから、出張相談ができる事務所を利用する人が多いです。

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