過払い金請求にかかる費用の相場と依頼する事務所の選び方

「過払い金請求の費用はいくらかかるの?」
「事務所に依頼すると費用は高くなるの?」

とみどり法務事務所に多くの質問をいただきます。費用がかかるのであれば「費用は安くおさえたい」とお考えになるのは当然ですが、費用が安ければ安いほど手元に戻ってくる過払い金が多くなるとは限りません

過払い金請求をする前に、過払い金請求にかかる費用はいくらなのか、どのような費用がかかるのかを確認したうえで、より多くの過払い金が取り戻せる方法で手続きするべきです

もし、過払い金の費用相場がどれくらいか知りたい、どれくらいの過払い金が手元に残るのかを知りたい方は、みどり法務事務所は過払い金についてのご相談や調査はすべて無料で承っていますので、まずはご相談ください。

1.過払い金請求にかかる費用の相場

過払い金請求にかかる費用は、司法書士・弁護士に依頼した場合と自分で手続きした場合でちがいます。

1-1.司法書士・弁護士に依頼した場合にかかる費用

過払い金請求を司法書士や弁護士に依頼した場合、一般的に「成功報酬」と呼ばれる費用がかかります。成功報酬は「取り戻した過払い金の額の○○%」を報酬としてかかる費用であって、取り戻した過払い金の額によってかかる成功報酬がちがいます。

過払い金請求の成功報酬は、日本司法書士会連合会と日本弁護士連合会で上限が定められていて、貸金業者との話し合いだけで解決した場合は取り戻した過払い金の20%、裁判をした場合は取り戻した過払い金の25%が上限であって、司法書士や弁護士に依頼した場合の相場になります。

成功報酬は事務所によってそれぞれちがいます。また、成功報酬のほかにも、相談料や着手金、基本報酬などの費用が設定されている事務所もあります。

1-2.自分で手続きした場合にかかる費用

自分で過払い金請求する場合、内容証明郵便を使って過払い金請求する貸金業者に過払い金返還請求書を送りますが、内容証明郵便は、内容証明料430円、書留料430円、配達証明料310円などがかかります。

過払い金請求では、貸金業者と話し合うことで戻ってくる過払い金の額を決めることになりますが、話し合いでもまとまらない場合は、裁判をすることになって、さらに費用がかかります。

司法書士や弁護士に依頼することよりも、自分で手続きした方が費用をおさえられますが、専門家ではない個人が貸金業者と交渉をすると、過払い金の返還額が少なくなったり、過払い金が戻ってくるまでの期間を先延ばしになる可能性があります。

2.過払い金請求にかかる費用の項目と相場

司法書士や弁護士事務所のホームページをみると「相談料」や「着手金」、「成功報酬」などの費用項目がたくさん出てきますが、それぞれの費用項目がどのような費用なのかをご確認ください。

2-1.相談料

相談料は司法書士や弁護士に過払い金の相談をするときにかかる費用で、相談料を無料にしている事務所が多く、なかには報酬に含まれている事務所もあります。

相談料の相場(司法書士と弁護士の比較)

司法書士 弁護士
相談料 無料の事務所が多い 無料の事務所が多い
5,000円/30~60分
報酬の中に含まれることもある

2-2.着手金

着手金は司法書士や弁護士に過払い金請求を依頼したときにかかる費用で、過払い金請求が成功するかどうかにかかわらず支払う必要があります。

着手金の相場(司法書士と弁護士の比較)

司法書士 弁護士
着手金 1万~2万円程度/1社 無料の事務所が多い (着手金・基本報酬・解決報酬を含めて最大5万円までと決められている) 1万~2万円程度/1社
弁護士の着手金には上限の定めなし

2-3.基本報酬

基本報酬は過払い金の調査や計算、貸金業者との交渉など、過払い金請求の手続きにかかる費用で、過払い金請求する貸金業者の数によって基本報酬が変わります。中には着手金と基本報酬が一緒となっている事務所もあります。

基本報酬の相場(司法書士と弁護士の比較)

司法書士 弁護士
基本報酬 2万~3万円程度/1社 着手金を取らない代わりに基本報酬を設定している事務所もある 着手金と基本報酬の両方がかからない場合もある (着手金・基本報酬・解決報酬を含めて最大5万円までと決められている) 適切かつ妥当な金額とされているだけで上限は決められていない 着手金を取る代わりに基本報酬がかからないことが多い 着手金と基本報酬の両方を設定している事務所もある

2-4.成功報酬

成功報酬は取り戻すことができた過払い金の額に応じてかかる費用で、「取り戻した過払い金の額の○○%」を報酬として費用がかかります。成功報酬は事務所によって設定がちがいます。

成功報酬の相場(司法書士と弁護士の比較)

司法書士 弁護士
成功報酬 話し合いで解決した場合は20%、裁判した場合は25%が上限 話し合いと裁判とで報酬に差がない事務所もある 話し合いで解決した場合は20%、裁判の場合は25%が上限 話し合いと裁判とで報酬に差がない事務所もある

2-5.減額報酬

減額報酬は返済中の借金を過払い金請求しても完済できなくて、借金を減らす「任意整理」という手続きをした場合に、減額できた借金の額に応じてかかる費用です。完済した借金の過払い金請求では、減額報酬がかかることはありません。

減額報酬の相場(司法書士と弁護士の比較)

司法書士 弁護士
減額報酬 減額分の10%以下 減額分の10%以下

2-6.実費

実費は、過払い金請求を進めるなかで発生する報酬以外の費用で、「郵便切手代」、「交通費」、「収入印紙代」、「裁判をする際の手数料」などが実費として扱われることが多いです。

実費の相場(司法書士と弁護士の比較)

司法書士 弁護士
実費 実際にかかった費用 実際にかかった費用

2-7.解決報酬

解決報酬は基本報酬と同様に、過払い金の調査や計算、貸金業者との交渉など、過払い金請求の手続きにかかる費用で、「解決報酬」という名目で設定している事務所もあります。

解決報酬の相場(司法書士と弁護士の比較)

司法書士 弁護士
解決報酬 2万円程度 かからない事務所もある (着手金・基本報酬・解決報酬を含めて最大5万円までと決められている) 2万円以下/1社

2-8.その他

その他とは、「通信費」、「事務手数料」、「振込代行手数料」など過払い金請求をすると副次的に発生する費用で、「着手金」や「基本報酬」に含まれている事務所が多いです。

その他費用の相場(司法書士と弁護士の比較)

司法書士 弁護士
その他 貸金業者1社につき通信費1,000円、事務手数料1,000円、振込代行手数料1万円など 近所や自宅に出張するたびに出張面談料として数万円を請求する事務所もある 貸金業者1社につき通信費1,000円、事務手数料1,000円、振込代行手数料1万円など 近所や自宅に出張するたびに出張面談料として数万円を請求する事務所もある

3.裁判をする場合の費用相場と内訳

過払い金請求には、貸金業者と話し合いで交渉する方法と、裁判で解決する方法の2つあります。裁判を起こすために費用がかかりますが、裁判をした方が話し合いで交渉するよりも多くの過払い金を取り戻すことができます

裁判にかかる費用は、司法書士や弁護士に依頼し裁判する場合、自分で裁判する場合にかかわらず、裁判を起こすときに発生します。

3-1.収入印紙

過払い金請求の裁判をするときに支払う裁判所の手数料は、収入印紙で納付することになります。収入印紙代は請求する過払い金の額によってちがいます。

請求する過払い金が100万円以下の場合

請求する過払い金額 印紙代
~10万円 1,000円
10万1円~20万円 2,000円
20万円1円~30万円 3,000円
30万円1円~40万円 4,000円
40万円1円~50万円 5,000円
50万円1円~60万円 6,000円
60万円1円~70万円 7,000円
70万円1円~80万円 8,000円
80万円1円~90万円 9,000円
90万円1円~100万円 10,000円

請求する過払い金が100万1円~500万円場合の場合

請求する過払い金額 印紙代
100万1円~120万円 11,000円
120万1円~140万円 12,000円
140万1円~160万円 13,000円
160万1円~180万円 14,000円
180万1円~200万円 15,000円
200万1円~220万円 16,000円
220万1円~240万円 17,000円
240万1円~260万円 18,000円
260万1円~280万円 19,000円
280万1円~300万円 20,000円
300万1円~320万円 21,000円
320万1円~340万円 22,000円
340万1円~360万円 23,000円
360万1円~380万円 24,000円
380万1円~400万円 25,000円
400万1円~420万円 26,000円
420万1円~440万円 27,000円
440万1円~460万円 28,000円
460万1円~480万円 29,000円
480万1円~500万円 30,000円

※500万1円~1,000万円までは、50万円ごとに2,000円アップします。

3-2.郵券代(予納郵券)

郵券代とは、過払い金請求の裁判を起こすときに裁判所へ提出した訴状の副本を、裁判所から貸金業者へ郵送するために申し立て人が負担する郵送費用です。裁判に勝ったら過払い金請求した貸金業者に郵券代を請求することができます。

郵券代の金額は裁判所によってちがいますが、貸金業者1社に対して過払い金請求の裁判をする場合は約6,000円かかります

各裁判所の郵券代の一例

  • 東京地方裁判所 通常訴訟第一審:6,400円
  • 横浜地方裁判所 通常訴訟:6,000円
  • 札幌簡易裁判所 通常訴訟:5,758円

3-3.代表者事項証明書

過払い金請求の裁判をするには、貸金業者の商号や本店住所、代表者氏名などが記載されている代表者事項証明書を提出する必要があります。代表者事項証明書は近くの法務局で取得できますが、1通につき600円程度の費用がかかります

3-4.訴訟手数料・日当交通費等

司法書士や弁護士に依頼して裁判する場合、裁判所に出廷するたびにかかる手当や、貸金業者1社につき手数料をもうけている事務所もあります。実際にいくらかかるかは事務所によってちがうので、依頼する前に確認するべきです。

4.過払い金請求にかかる費用と取り戻せる過払い金の比較シミュレーション

過払い金請求では、手続きにかかる費用ばかりが注目されがちですが、費用がかかっても結果的に手元に戻ってくる過払い金が多くなる手続きをすることが重要です

過払い金請求を自分でした場合と司法書士や弁護士に依頼した場合の比較、費用の安さを重視した事務所と対応力のある事務所の比較から、より多くの過払い金が手元に残る最適な方法をご確認ください。

※あくまでシミュレーションであって、実際の手続きの内容はケースによって異なります。

4-1.過払い金請求を自分でした場合と司法書士に依頼した場合の比較シミュレーション

事例:

  • 数年前に完済している借金に発生していた過払い金100万円を話し合いによる交渉によって和解した場合
自分で過払い金請求した場合 依頼した場合
返還額 40万円(返還率40%) 80万円(返還率80%)
相談料・着手金 0円 0円
成功報酬 0万円 16万円(返還額の20%)
手元に残るお金 40万円 80万円-16万円=64万円

※あくまでシミュレーションであって、実際の手続きの内容はケースによって異なります。

自分で過払い金請求した場合は費用がかかりませんが、貸金業者との交渉力の差があることから取り戻せる過払い金が少なくなる傾向があります。一方で司法書士に依頼した場合は費用がかかりますが、貸金業者と対等に交渉できることから取り戻せる過払い金が多くなって、結果的に手元に残るお金が多くなることがわかります

より多くの過払い金を手元に残すなら、自分で過払い金請求するよりも、司法書士に過払い金請求を依頼するべきです。

4-2.費用の安さを重視した事務所と対応力のある事務所の比較シミュレーション

事例:

  • 数年前に完済している借金に発生していた過払い金100万円を話し合いによる交渉によって和解した場合
  • 安さ重視の事務所の費用項目は、相談料や着手金、その他の費用は0円、成功報酬は20%
  • 実績のある事務所の費用項目は、相談料や着手金、その他の費用は0円、成功報酬は25%
安さ重視の事務所 実績のある事務所
返還額 80万円(返還率80%) 100万円(返還率100%)
相談料・着手金 0円 0円
成功報酬 16万円(返還額の20%) 25万円(返還額の25%)
手元に残るお金 80万円-16万円=64万円 100万円-25万円=75万円

※あくまでシミュレーションであって、実際の手続きの内容はケースによって異なります。

費用の安さを重視して選んでしまうと、手元に戻ってくる過払い金が少なくなってしまう可能性があります。実績があって交渉力のある事務所に依頼すると、費用がかかったとしても手元に戻ってくる過払い金が多くなることがわかります。

依頼する事務所を選ぶときは、かかる費用に注目するだけではなくて、事務所の実績や対応力などを考慮するべきです

5.過払い金請求を事務所に依頼するメリット

過払い金請求を司法書士や弁護士に依頼すると、自分で手続きする場合よりも費用がかかりますが、取り戻せる過払い金の額が多いなど、いくつかメリットがあります。

5-1.費用は取り戻した過払い金のなかから清算される

相談料・着手金が無料の事務所に依頼すると、最初に費用を支払わずに過払い金請求できます。また、基本報酬や成功報酬などの手続きにかかる費用は、取り戻せた過払い金のなかから費用を清算する事務所に依頼すると、ご自身で費用を用意して、負担する必要はありません

過払い金請求するための費用が用意できずに困っている方であっても、安心して過払い金請求を依頼できます。

5-2.貸金業者と対等に交渉ができる

過払い金請求は貸金業者との交渉によって取り戻せる金額が変わります。自分で過払い金請求すると、貸金業者との交渉も自分ですることになりますが、過払い金や法律の知識が身についていなければ、不利な立場で貸金業者と交渉することになって、手元に戻ってくる金額が少なくなります

過払い金請求の実績が豊富で、貸金業者の対応を熟知している司法書士や弁護士であれば、法律や過払い金の専門知識を駆使して交渉できて、貸金業者と対等に粘り強く交渉するので、結果的に自分で過払い金請求するよりも手元に戻ってくる金額が増えます

5-3.手間や時間がかからない

過払い金請求で過払い金を取り戻すまでにたくさんの手間と時間がかかります。

過払い金請求の流れ

  1. 貸金業者から取引履歴を取り寄せる
  2. 過払い金を正しく計算する
  3. 過払い金請求書をつくって貸金業者に送る
  4. 貸金業者の担当者と電話で交渉
  5. より多くの過払い金の返還を求めるなら裁判をおこなう
  6. 貸金業者から過払い金の返還を受ける

自分で過払い金請求をする場合、すべての手続きを自分ですることになるので、手間と時間がかかってしまいます。時間をかけすぎてしまうと、過払い金請求の時効が成立して過払い金が取り戻せなくなるなどのリスクがあります。

司法書士や弁護士に依頼すれば、過払い金請求の手続きを代わりに進めてくれるので、手間や時間をかけることなく過払い金を取り戻すことができます

5-4.返済中の場合、貸金業者からの督促が止まる

返済中の借金に過払い金が発生している可能性があります。司法書士や弁護士に過払い金請求を依頼すると、一時的に返済をストップすることができます。また、貸金業者から本人に直接連絡することができなくなるので、督促状や電話での督促がストップします。

自分で過払い金請求をする場合、返済と督促を止められないので、毎月の返済が遅れがちで督促状や電話での督促に悩まされている方は、司法書士や弁護士に過払い金請求を依頼するべきです。

5-5.家族にバレずに過払い金請求ができる

過払い金請求を自分ですると、貸金業者と直接やりとりすることになるので、貸金業者からの書類や電話が自宅に届きます。同居している家族に貸金業者の書類や電話をとってしまうと、借金をしていることや過払い金請求をしていることがバレる可能性があります

過払い金請求を司法書士や弁護士に依頼すると、司法書士・弁護士事務所が窓口になるので、貸金業者からの書類や電話が自宅に届くことがなくなって、家族にバレるリスクをなくすことができます。

6.過払い金請求を依頼する事務所を選ぶポイント

6-1.費用の安さだけで決めない

過払い金請求を依頼する事務所を選ぶ際に、費用の安さだけで決めてしまうのはやめましょう。実績がなくて安さを強調している事務所に依頼した場合、過払い金請求の期間が長くなって、取り戻せる過払い金の額が少なくなる場合があります。

過払い金請求は司法書士や弁護士の交渉力や事務所の対応スピードによって、取り戻せる過払い金の額や過払い金請求にかかる期間に差が出るので、費用以外のポイントにも注目するべきです。

6-2.過払い金請求の実績が豊富な事務所

数多くの司法書士・弁護士事務所がありますが、過払い金請求の実績は事務所によってちがいます。過払い金請求を依頼するなら、過払い金請求を専門としていて、実績が豊富な事務所を選ぶべきです

貸金業者によって過払い金請求に対する対応がバラバラなので、貸金業者ごとの経営状況や対応の傾向などの情報を熟知しているかどうか、経験のなかで培ってきた交渉力があるかどうかによって、過払い金請求の結果が変わってきます。

6-3.費用体系が明確で金額が妥当な事務所

過払い金請求の実績をうたっていても、費用がわかりづらい事務所に依頼するべきではありません。十分に説明を受けていない費用項目をあとから付け足されたりするトラブルが起こる可能性があります。

費用について相談の時点で理解できるまで説明を受けて、過払い金請求の費用相場と比較して費用設定が妥当であると判断したうえで依頼するようにしましょう

6-4.信頼できる事務所かどうか

司法書士や弁護士に安心して依頼するためには、信頼できる事務所であるかどうかが重要になります。

不明点があった場合に気軽に電話かメールで質問ができるか、わかりやすく丁寧におしえてくれるか、メリットだけでなくデメリットも提示してくれるか、相談者様の希望にそってくれるかどうかなどの判断基準で信頼できる事務所を選ぶと、安心して過払い金請求を依頼できます

事務所選びのポイントをさらにくわしく確認

7.過払い金請求の実績豊富なみどり法務事務所

みどり法務事務所では年間に約6,000件以上の過払い金請求のご相談をいただいております。これまでの過払い金の返還実績は累計90億5,000万円を超えました。全国7ヶ所に事務所をかまえ、出張相談もおこなっています。

みどり法務事務所では、さまざまな貸金業者と過払い金請求の交渉をしてきた司法書士が、これまでの経験や知識を活かして、一円でも多く一日でも早く過払い金を取り戻すよう尽力しております。過払い金について気になっている方は、まずはお気軽にフリーダイヤルかメールフォームから無料相談をご利用ください。

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