オリックスクレジットからより多くお金を取り戻せる過払い金請求
「オリックスに過払い金請求できる?」
「過払い金請求できる条件は?」
と、みどり法務事務所では多くの質問をいただきます。
オリックス・クレジット(オリックス倶楽部)などの消費者金融で借り入れをしたことがある、クレジットカードでキャッシングをしたことがある方は、貸金業者に払いすぎた利息(過払い金)が発生している可能性があります。
しかし、過払い金請求は、
- いつ・いくら借りたか
- 自分でやるか
- 司法書士や弁護士に依頼するか
- 過払い金請求の裁判をするか・しないか
によって、過払い金請求ができるかできないか、取り戻せる額も大きく変わってくるので、過払い金請求について正しく理解する必要があります。
もし、オリックス・クレジットに過払い金があるかもしれない、オリックス・クレジットから過払い金請求できる条件を知りたいという方は、みどり法務事務所では過払い金についてのご相談や調査はすべて無料で承っていますので、まずはご相談ください。
お電話かメールで「オリックス・クレジット以外でもどこの消費者金融(またはクレジット会社)から・いつ頃・いくら借りていたか・現在も返済中か完済しているか」をおうかがいできれば、過払い金があるかどうか、あるとしたらいくらあるのか、取り戻せる過払い金はいくらなのかを無料でお伝えしますので、お気軽にお問い合わせください。
もくじ
- 1:オリックスクレジットの過払い金請求でみどり法務事務所が選ばれる理由
- 2:オリックスクレジットの過払い金請求の特徴
- 3:オリックスクレジットで過払い金が発生する条件
- 4:オリックスクレジットの過払い金には請求期限がある
- 5:オリックスクレジットの過払い金を計算してみよう
- 6:オリックスクレジットの過払い金請求にかかる期間と戻ってくる金額(返還率)
- 7:オリックスクレジット過払い金請求 手続き費用の相場について
- 8:オリックスクレジットに過払い金請求するデメリット・リスク
- 9:自分でオリックスクレジットに過払い金請求する場合のデメリット・リスク
- 10:オリックスクレジットの直近の経営状況と今後の過払い金請求の見通し
- 11:オリックスクレジットの過払い金請求の流れと対応
- 13:オリックスクレジットに過払い金請求する場合の注意点
- 13:オリックスクレジットの会社概要
オリックスクレジットの過払い金請求でみどり法務事務所が選ばれる理由
みどり法務事務所が過払い金請求のときに選ばれるのは、さまざまな強みがあるからです。
親切で丁寧、加えて迅速な対応を行っているので、多くの方から人気があります。
過払い金返還額が90億円超えており、実績でも他社に負けておりません。
全国5ヶ所に事務所を展開しており、出張相談にも対応しているので移動手段が限られている方にも安心してご利用いただけます。
お会いするのは原則1度だけ。相談者様の手を煩わせません。利用明細やカードなどの資料も不要です。
相談料・着手金は無料で、成功報酬となるため初期費用が一切かかりません。
秘密厳守を徹底しており、デメリットも含めた正確な情報もお伝えし、ご依頼した方にとって最善の策をご提案しております。
よって、過払い金請求でみどり法務事務所が選ばれているのです。
オリックスクレジットの過払い金請求の特徴
オリックスクレジットは、消費者金融会社であるオリックス・クレジット株式会社が運営しています。
名前にクレジットと記されているので、クレジットカードの会社と勘違いする方が多いのですが、個人向けのカードローンを中心とした消費者金融会社です。
特に店舗展開をしておらず、書類でのやり取りやWebを介して契約を結ぶダイレクトマーケティングが特徴的な営業スタイルとなっています。
銀行振り込みや提携しているATMへの振り込みによる融資を行っており、月々の返済もATMで行えるため非常に利便性が高いです。
他の消費者金融会社に比べてコストを抑えて営業することができるため、貸付金利は低めに設定されています。
貸付金利が低く設定されているので、過払い金が発生しにくいと考える方もいるかもしれません。
ただ、オリックスクレジットでは、過去にグレーゾーン金利の貸付を行っていたことがあるのです。
他の消費者金融会社と違うところは、グレーゾーン金利の貸付を1990年以降は行っていないところにあります。
よって、1990年よりも前にオリックスクレジットを利用していれば、過払い金が発生している可能性があるので、過払い請求をすることができます。
オリックスクレジットで過払い金が発生する条件
オリックスクレジットは、1990年よりも前にグレーゾーン金利で貸付をしていました。
ただ、債務者はオリックスクレジットの提示した金利に納得して、毎月の返済額の支払いを行っています。
双方合意の上で、お金のやり取りが行われているのに、なぜ過払い金請求を行えるのでしょうか。
理由は、グレーゾーンで得た利益がオリックスクレジットの不当利得だからです。
不当利得とは、正当な理由なしに他人の財産または労務によって財産的利益を受け、これによって他人に損失を及ぼすこと(民法703)を言います。
正当な理由ではないグレーゾーン金利による貸付は、債務者の損失に繋がっているため、払いすぎた利息を請求することが可能となるのです。
よって、オリックスクレジットで過払い金が発生する条件は、1990年よりも前にグレーゾーン金利で借入をしていた場合、該当する可能性が非常に高くなります。
ただ、オリックス銀行でのカードローンの場合は、利息制限法の上限金利がしっかりと守られた状態で貸付が行われているため、過払い金が発生しません。
また、1990年以降も利息制限法の上限金利である15~20%が守られているので、過払い金が発生している可能性は極めて低いです。
もし、過払い金があるのか判断できない場合は、みどり法務事務所にご相談ください。
オリックスクレジットの過払い金には請求期限がある
ネックとなるのが過払い金請求のできる期限です。
お金を借りていた方に過払い金がある場合、オリックスクレジットに対して債権を行使することができます。
債権には「消滅時効」という制度が設けられており、その期間は10年と定められているのです。
債権を行使しない期間が10年間続いてしまうと、債権が消滅してしまい過払い金があったとしても請求することがほぼ不可能となってしまいます。
ここでポイントとなってくるのが権利の時効の開始日です。
債権を行使できる時効期限の開始日によって、債権が有効なのか無効なのかが大きく変わってきます。
以前までは、借入開始日から全額を返済した日までの間で大きくもめていた時期もありました。
もし、消費者金融会社に有利な借入開始日が時効期限の開始日なら、10年を超えて返済しているだけで過払い金請求ができなくなってしまいます。
1990年以降にグレーゾーン金利を止めたオリックスクレジットの場合も、過払い金請求ができなくなってしまうのです。
ただ、最高裁判所において「最終返済日から進行する」と解釈できる判例が出されてからは、お金を借りた方にとって有利となりました。
よって、オリックスクレジットから借入して、返済期間が長い場合は過払い金請求ができる可能性が非常に高くなります。
オリックスクレジットの過払い金を計算してみよう
過払い金がどれくらいあるのか計算する方法は、非常に簡単にできます。
Web上にある誰でも閲覧できる無料の計算ソフトと、エクセルを使用して引き直し計算をするだけで可能です。
正確に計算するためには、オリックスクレジットから取り寄せる「取引履歴」が必要となります。
取引履歴に記載されているのは、借入をしたときの金利や金額とその日付、返済した金額と日付などです。
お金を借りた方とオリックスクレジットとのすべての取引が記録として残されています。
では、どのように取引履歴を取り寄せるのでしょうか。
自分でオリックスクレジットから取引履歴を取り寄せる方法
取引履歴は過払い金の計算に使用するだけではなく、過払い金請求をする上でも重要な書類です。
そのため、必ず取り寄せなければなりません。
借りていた相手に対して、過払い金請求に必要な取引履歴を取り寄せるのに後ろめたいと感じる方もすくなくありませんが、特に問題なくスムーズに取り寄せることができます。
理由は、過去に最高裁判所で取引履歴の開示義務の判例があるからです。
ただ、法律事務所と違って個人の場合、後回しにされることがあり、取引履歴を手に入れるまでに時間がかかることもあるので注意しましょう。
まず、オリックスクレジットの問い合わせ窓口へ電話します。
次に、電話の相手であるオリックスクレジットの担当者にこちらの情報を細かく伝えていきます。
伝える内容は「名前」「借入時期」「完済時期」などです。
また、電話中に担当者からいくつか質問される場合もありますので、なるべく答えるようにしましょう。
こちら側の情報を伝えることで、オリックスクレジットとの取引履歴を発見しやすくなります。
担当者が自分の取引履歴を検索できたことを確認したら、取引履歴を自宅などに郵送するように依頼すれば、取り寄せることができます。
オリックスクレジットの過払い金請求にかかる期間と戻ってくる金額(返還率)
オリックスクレジットに過払い金請求をすると、話し合いや裁判により借入した方への返金額や支払い方法が決まります。
話し合いによる交渉の場合と、裁判にまで発展した場合では、返済までにかかる期間と返還率が違ってきます。
話し合いによる和解では、短い期間で解決することができるのですが、取り戻せる金額が少ない傾向にあります。
裁判にまで発展すると和解が成立するまでに長い期間が必要になりますが、帰ってくる金額は多いです。
話し合いによる交渉(任意交渉)のみの場合
オリックスクレジットに過払い金請求をすると、まずは話し合いによる交渉が行われます。
ここで、お金を借りていた方とオリックスクレジット側が、返還される金額に納得がいけば、和解が成立するのです。
話し合いによる交渉のみの場合で過払い金請求にかかる期間は、平均して3~4カ月くらいです。
返還率は60~80%とされています。個人で行った場合、取引履歴を手に入れるまでに1カ月以上かかってしまったり、話し合いのみの和解交渉に1年以上かかってしまったりするケースもあります。
和解させるためのコツを熟知しているみどり法務事務所にご依頼いただければ、よりスムーズに交渉することが可能です。
裁判までした場合
オリックスクレジットとの話し合いで和解にまで至らなければ、裁判で解決することになるので先ほどよりも長い期間がかかります。
裁判によって過払い金請求にかかる期間は、4~6カ月くらいです。
返還率は80~100%とされています。期間は長くなってしまいますが、返還率が100%に近いのは魅力的です。
個人で訴訟をおこなう場合、裁判所に提出する書類の作成などがややこしいので、スムーズにいかないことが多々出てきてしまい、もっと長い期間かかってしまいます。
裁判になったことで過払い金の返還率が高くなること以外に、メリットがもうひとつあります。
裁判にまで発展した場合、利息付きで過払い金を取り戻すことができるのです。
こちらも民法703条の不当利得についての法律が絡んでいます。
不当利得の返還請求のときの利息は、民事法定利率の5%です。
もし、裁判で利息付きの過払い金を取り戻すことができる判決が出るのであれば、返済期間が長ければ長いほど、多くの金額が返還されることになります。
オリックスクレジット過払い金請求 手続き費用の相場について
オリックスクレジットに過払い金請求をしたいと思われても、手続きにどれくらいかかるかが気になって電話ができない方も多くいらっしゃいます。
そこで、過払い金請求のときにかかる手続き費用の相場についてご紹介します。
まずは、初期費用である相談料や着手金についてです。
相談料とは、過払い金請求を正式に依頼する前の段階に発生する費用で、過払い金の有無などの相談をすることでかかってしまいます。
ご依頼をしなくてもかかってしまう法律事務所もあるので、ご注意ください。
着手金は、ご依頼を正式にお申込みされた後にかかる初期費用のことで、過払い金の返還に関して交渉が上手くいかなかった場合でも支払う必要があります。
こういった相談料や着手金などの初期費用の相場は、1社あたり2~4万円となっております。
過払い金を取り戻すことに失敗しても費用がかかってしまうので、初期費用のかからない法律事務所を選びましょう。
みどり法務事務所では、相談料・着手金が無料となっております。
ご相談は何度行っても無料ですので、お気軽にお問い合わせください。
初期費用以外にかかるのが、成功報酬です。
成功報酬は2つのパターンがあり、話し合いによる交渉で和解した場合と、裁判にまで発展した場合で違ってきます。
成功報酬の相場は、話し合いのみですと約20%、裁判にまで発展したケースなら約25%となっています。
みどり法務事務所では、過払い金の交渉が成功したときだけ報酬が発生するので、安心して過払い金の相談をされる方が多いです。
オリックスクレジットに過払い金請求するデメリット・リスク
過払い金請求をおこなう場合、知っておかなければならないデメリットやリスクがあります。
回避できることも多々あるので、必ず理解しておきましょう。
オリックスクレジットの過払い金請求とブラックリストの関係
ブラックリストとは、信用情報機関が登録する個人の返済能力に関する情報のことです。
ブラックリストに載ってしまうと、新規でクレジットカードが発行できなくなったり、新しいローンを組めなくなってしまったりする可能性が高まってしまいます。
まず、知っておかなければならないのは、過払い金請求によってブラックリストに載ってしまう「可能性がある」ということです。
もちろん、ブラックリストに載らないように過払い金請求をおこなうこともできるので、3つのポイントを押さえながら進めていきましょう。
1つ目は、完済している場合の過払い金請求では、ブラックリストに載ることはありません。2010年よりも前ですと「契約見直し(コード71)」が信用情報に登録されることになっていました。本来、ブラックリストは返済能力に関する情報であり、完済できているので返済する能力があることになります。よって、2010年4月以降は契約見直し(コード71)が撤廃され、ブラックリストに載ることは無くなりました。
2つ目は、オリックスクレジットへ返済中に過払い金請求を行った場合です。もし、取り戻した金額が少なく、債務が残ってしまうと「債務整理(コード32)」としてブラックリストに載ってしまいます。こちらの情報は5年間登録されてしまうので注意が必要です。
3つ目は返済中における過払い金請求を行い、取り戻した金額により完済できた場合です。戻ってくる過払い金で残りの借金を完済することができればブラックリストに載ることはありません。
関連会社に注意
オリックスクレジットで完済していたとしても、吸収合併した会社に借入がある場合、完済扱いにならないことがあります。
完済扱いにならなければ、ブラックリストに載る可能性が非常に高いので注意が必要です。
一方、オリックスクレジットの保証会社のローンについては多少異なります。
保証会社にローンがある状態で、完済したオリックスクレジットに対して過払い請求を行っても、保証会社には何の影響もありません。
ただし、オリックスクレジットの借入が返済中で過払い金請求を行っても債務が残ってしまった場合は、ブラックリストに載ってしまうので保証会社から新規でローンを組むことはできません。
このように、吸収合併した会社と保証会社によって違いがあるので注意が必要です。
クレジットカードの過払い金請求の場合、ショッピング枠の残債に注意
クレジットカードには、ショッピング枠とキャッシング枠があります。
ショッピング枠を利用する場合、分割払いがあります。
そのときにかかる手数料は利息ではないため、過払い金の対象となりません。
よって、クレジットカードで過払い金が発生するのはキャッシング枠の利用分だけです。
クレジットカードのキャッシング枠で過払い金が発生した場合、完済した後に過払い金請求をすればブラックリストには載りません。
注意したいのは、ショッピングの支払いが残っている状態で、キャッシング枠の過払い金請求をした場合です。
別枠といえども、ショッピング枠に支払いが残っていると、完済扱いとならないので注意しましょう。
ちなみに、過払い金がショッピング枠の支払い額よりも多ければ、支払い分と相殺され余った金額が戻ってきます。
自分でオリックスクレジットに過払い金請求する場合のデメリット・リスク
オリックスクレジットに過払い請求をご自身でおこなう場合、4つのデメリットやリスクを事前に知っておいた方がいいでしょう。
こういった情報を知っておくだけでも、過払い請求の失敗を回避しやすくなります。
まず、1つ目はご自身でおこなう場合「手間と時間がかかる」ところです。
オリックスクレジットへの過払い請求は、グレーゾーン金利が行われていた1990年よりも前の取引までさかのぼる必要があります。
オリックスクレジットから取引履歴を取り寄せるときに時間がかかり、取り寄せた後も過払い金の計算にさらなる時間がかかってしまうでしょう。
さまざまな書類を準備する必要があり、裁判になれば追加の書類を揃えなければなりません。
ご自身で請求する場合は、多くの時間を取られることを覚悟する必要があります。
2つ目は「戻ってくるお金の減額」です。
オリックスクレジットは、過払い請求をされたときの対応を熟知しています。
よって、言葉巧みに低く見積もった金額を提案してくるでしょう。
知識が中途半端な状態では、オリックスクレジットの手玉に取られてしまいます。
ご自身で過払い請求をおこなうのであれば、しっかりとした知識を備えて交渉に臨むことをおすすめします。
ちなみに、個人で交渉を行ったときの返還率は、話し合いの場合で約50%、裁判まで発展した場合で約70%と、法律事務所に比べて低い割合です。
3つ目は「オリックスクレジットからの督促」についてです。
法律事務所を通した返済中の過払い請求では、督促を止めることが可能なのでそれだけでも生活にゆとりが生まれます。
ローンが残っていても返済を止めることもできるのが、法律事務所の大きなメリットといえるでしょう。
しかし、ご自身でおこなう場合は、過払い請求の最中も督促や返済は継続して行われるのです。
4つ目は「同居している家族に借金がバレる」ところです。
オリックスクレジットに過払い請求を行えば、取引履歴が自宅に郵送されたり、確認事項があるため電話がかかってきたりします。
また、裁判に発展すれば、裁判所から重要な書類が届くこともあるのです。
いつ来るかわからない郵送物や電話を、家族がいないタイミングで受けるのは不可能でしょう。
よって、ご自身でおこなう場合、借金があることや過払い請求をすることが家族にバレるリスクが非常に高くなってしまいます。
みどり法務事務所を利用すれば、オリックスクレジットや裁判所からの書類や電話を事務所で対応することができるので、リスクを回避しやすいです。
オリックスクレジットの直近の経営状況と今後の過払い金請求の見通し
オリックスクレジットは過去にSMBCの連結子会社となったことがありますが、2012年4月以降にはオリックスの完全子会社に戻りました。
直近では、オリックス銀行などのグループ内で連携を強化している状況です。
主力商品はVIPローンカードで金利1.7〜16.8%となっています。 20代の若年層向けのカードローンであるVIP Y’S CARD(金利13.2〜17.6%)や、女性向けのVIP Lyra CARD(金利11.4〜17.6%)も好評です。
オリックスクレジットは、不動産事業部、メンテナンスリース事業部、海外事業部など多岐にわたって活躍しているオリックスグループのリテール部門です。
2019年3月期第3四半期連結決算によると、リテール部門は2016年から3年連続で業績を伸ばしており、経営状況は揺るぎないものとなっています。
仮に、オリックスクレジットへ過払い請求を行おうとしたときに倒産していたら、過払い金の返還はどうなるのでしょうか。
この場合は、オリックスクレジットに残された資産が借入していた方に分配されます。
ただ、分配されたとしても雀の涙くらいしかもらえません。
倒産には3種類あるのですが、最も分配金が低くなるのが破産手続きが行われたときです。
実際に破産手続きを行った会社では、過払い金で取り戻せる額の1%未満で分配されたケースもあります。
オリックスクレジットの場合、堅実に業績をあげており、多くのグループ会社があるので、倒産しにくい状況を作り上げています。
オリックスクレジットの過払い金請求の流れとオリックスクレジットの対応
では、オリックスクレジットに対して具体的な過払い金請求の流れを紹介していきます。
1.みどり法務事務所に相談する
みどり法務事務所の担当者が、オリックスクレジットの貸付について状況を伺っていきます。
記憶が曖昧だったり、記録がなかったりしても大丈夫なので、覚えている範囲でお答えください。
質問の内容として「完済しているかどうか」「どのくらいの期間で利用していたか」「最大でどのくらいの金額だったのか」などです。
この質問だけでも、どのくらい過払い金が発生しているのかの目安をお伝えできます。
2.みどり法務事務所が過払い金を調査する
3週間ほどでオリックスクレジットから取引履歴が届きます。
それを元に過払い金を計算していき、算出した過払い金をオリックスクレジットに報告します。
ここで、話し合いによる交渉にするのか、裁判でより多くの返還を求めるのかの方針を決めていきます。
もし、過払い金が発生していなかった場合はみどり法務事務所では費用が発生しませんのでご安心ください。
3.返還交渉
オリックスクレジットに過払い金を返還するための交渉を始めます。
話し合いだけで和解をするなら早く解決できるでしょう。
裁判にまで発展した場合は、時間がかかってしまう代わりに過払い金の全額返還に加えて、過払い金に発生する利息の5%を含んだ金額の請求をします。
スピード解決にされるか金額重視にされるかは、ご依頼された方に決めていただきます。
4.過払い金が入金される
オリックスクレジットとの和解が成立、もしくは裁判に勝訴することで過払い金の返還が決定します。
過払い金が入金されるまでには、1~2カ月くらいかかります。
裁判や和解交渉の内容により、多少前後する場合もあります。
返還される過払い金は一旦、みどり法務事務所に入金されます。
そこから、成功報酬を差し引いた分をご依頼者へお返しいたします。
5.過払い金問題が完了する
最後に「業務報告書」「オリックスクレジット取引履歴原本」「オリックスクレジット和解書原本」「報酬の領収書」などのすべての完了書類を郵送、もしくはみどり法務事務所に足を運んでいただいたときに返却いたします。
以上で、すべての手続きが完了となります。
オリックスクレジットの対応
多方面で活躍するオリックスグループは、日本有数の大きな会社です。
オリックスクレジットは、そのグループに含まれています。
もし、オリックスクレジットの過払い金請求に対する対応が悪ければ、他のグループ会社にも影響を与えかねません。
よって、過払い金請求に対する対応は、非常に良好です。
オリックスクレジットに過払い金請求する場合の注意点
過払い金をおこなう際に注意しなければならないのが、先にも述べたブラックリストに載ってしまう可能性があるところです。
ブラックリストに載ることを回避するには、全額返済した後にオリックスクレジットへ過払い金請求をおこなう必要があります。
また、吸収合併した会社にローンがある場合は、オリックスクレジットからの借入を全額返済した後でも、完済したことにならないのにも注意が必要です。
もし、返済中であっても過払い金を請求したいとお考えでしたら、みどり法務事務所ご相談ください。
過払い金がどれくらい発生しているのかを計算して、返済金額と相殺できるかシミュレーションをおこなうことができます。
オリックスクレジットに過払い金請求をおこなう上で注意しなければならないのが、チャンスが一度しかないという点です。
オリックスクレジットに対して過払い金請求できるのは一度だけなので、納得できる返還金額で交渉しなければ後悔することになります。
もし、金額を重視しているならば、裁判で争うことで返還率をあげられる可能性がでてきます。
みどり法務事務所なら多くの過払い金請求の裁判で培ったノウハウがありますので、必ずお役に立てるでしょう。
過払い金請求には期限が設けられているので、何度でも無料のご相談だけでもしてみることを強くおすすめします。
オリックスクレジットの会社概要
オリックスクレジットは、オリックス株式会社の完全子会社であるオリックス・クレジット株式会社がおこなう個人向け金融サービスとなっています。
設立は1979年6月で、代表者は代表取締役社長の山科裕子です。
ローン事業と信用保証事業を中心に展開しており、特に個人の顧客へ無担保・無保証でローンが組めるサービスが好評となっています。
主力商品であるオリックスVIPローンカードは、低金利で高額なローンを組むことができるため好評です。
そのため、プレミアム・カードローンの先駆者として確固たる地位を築きあげました。
オリックスクレジットは、今後も「使い勝手が良い」サービスを展開していくでしょう。