アイフルに過払い金請求する前に知っておくべきデメリットと注意点

過去にアイフルからの借入がある方は過払い金請求ができる可能性があります。ただし、過払い金請求について詳しく知っておかないことには、トラブルに発展することもあります。

なぜなら、アイフルの過払い金請求にはデメリットも存在するからです。しかし、前もってデメリットを知っておけば回避もできます。

そこで、アイフルに過払い金請求する際のデメリットを紹介し、デメリットをカバーしてうまく過払い金を取り戻す方法を説明します。

1.アイフルに過払い金請求する際のデメリットと注意点

カードは解約処理になり使用不可

アイフルに過払い金請求をすると、アイフルのカードは解約処理となり使えなくなります。そのため、今後も同じカードでのアイフルからの借入れはできません。借金を返済中に過払い金請求をした場合でも、一定期間の借入はできなくなります。残った借金に関しては、新たに和解書を取り交わし、月にいくらずつ何回で支払うのかを取りまとめた契約を結び直します。

アイフルの関連業者を利用していた方は注意

アイフルにはいくつかの関連業者があります。アイフルが保証会社になっている銀行や、2011年に吸収合併した株式会社ライフなどいくつもの関連会社があります。関連業者からの借入がある方は、過払い金請求の際には注意してください。

なぜなら、関連会社からの借入の残債がある状態でアイフルに過払い金請求をしてしまうと、残債と相殺されてしまうことがあるからです。それにより、過払い金が回収できないケースもあります。これは、キャッシング枠だけでなく、ショッピング枠の残債がある場合でも同じです。アイフルの関連業者から借入をしているのであれば、過払い金請求をおこなう前に完済しておきましょう。

アイフル以外のカードには影響なし

アイフルに過払い金請求をすると、アイフルのカードだけでなく、関連会社の株式会社ライフが発行したライフカードも使えなくなります。

しかし、他社のカードローンやクレジットカードが使えなくなることはありません。これまで通り、他社からの借入、クレジットカードでのショッピングができます。

ただし、アイフルの過払い金請求において、返済中の残債が過払い金で完済できなかった場合にはブラックリストに載ってしまいます。そのようなケースでは、他社のカードにも影響します。

アイフルへの過払い金請求の時効に注意

過払い金請求は最後に取引をした日から10年が時効の期限です。アイフルでの借入が完済している場合には、完済日から10年が時効の期限となります。例えば、2003年の5月1日にアイフルから借入をし、2016年の5月1日に完済したとしましょう。その後、アイフルとの間に取引がなかった場合には2026年の5月1日に時効が成立します。時効が成立してしまうと、司法書士や弁護士といった法律の専門家であっても過払い金を取り戻すことができません。

ただし、これまでにアイフルから何度も借入があり、借入と完済を繰り返すことで最後の取引がいつであるのかわからないという方もいるでしょう。こういったケースは時効の判断が難しくなります。もし、借入と完済を繰り返している場合には、完済から次の借入までどのくらいの期間があったのかがポイントになりますので確認してみましょう。時効を迎えてしまい、過払い金が取り戻せなくなってしまう前に、1日でも早く過払い金請求をすることが大切です。

2.今後の新規借入への影響

将来的にアイフルと再契約したい場合

アイフルに過払い金請求をした場合であっても、将来的にアイフルと再契約が結べる可能性はあります。

アイフルからの借入を完済後に過払い金請求をした場合や、返済中であっても戻ってきた過払い金で借金を完済したケースでは、優良顧客として登録される可能性があります。なぜなら、アイフルからの借入をきちんと返済したからです。審査では信用問題や属性に重点が置かれますので、それらに問題がない場合には再契約ができるでしょう。

将来的に他社カードへの審査の影響

アイフルに過払い金請求をしても、他社カードの審査に影響が出ることはありません。カードローンやクレジットカードの審査に落ちるのは、これまでに延滞や債務整理をおこなったことがある場合です。それに加えて、約束通りに返済をしなかったケースでも審査に落ちてしまうでしょう。なぜなら、きちんと返済ができない方にお金を貸すのはリスクがあると判断されるからです。完済後に過払い金請求をした場合や、返済中に過払い金請求しても戻ってきた過払い金によって借金が完済しているのであれば、マイナス評価をされることがありません。そういった理由から、将来的にも他社カードの作成が可能です。

住宅ローンへの影響

過払い金請求をした後に、住宅の購入を考えた場合、気になるのは住宅ローンが組めるのかということでしょう。完済後に過払い金請求を行っている場合であれば、信用情報には記載されません。住宅ローンの審査には影響せず、新たなローンが組めます。住宅だけでなく、車のローンなども同じですので、安心して買い物ができます。

3.アイフルに完済後に過払い金請求するか返済中に手続きするか

信用情報(ブラックリスト)のしくみ

信用情報というのは、信用情報機関に登録される顧客情報です。クレジットカードを作る際やローンを組むときに登録されるものであり、お金が返せなくなると事故情報として登録されます。事故情報が登録されている状況を「ブラックリストに載る」と表現することもあり、信用情報は一般的にはブラックリストと呼ばれることもあります。ブラックリストに載ってしまうのは、クレジットカードやキャッシングなどで借りたお金を延滞した場合です。期日までに返せなかっただけでなく、その後2カ月以上に渡ってお金を返せない状態が続くと信用情報に記録されます。

また、お金が返せないことを理由に自己破産した場合や、借金の減額を求めた債務整理などをしたときにもブラックリストに載ってしまいます。自己破産や債務整理は法律に基づいた権利です。しかし、お金を貸した側からの信用は失ってしまうでしょう。そういった理由から、事故情報として記録されています。アイフルやほかの貸金業者は、借入の申し込みがあった際、信用情報機関に登録された顧客情報をもとに審査を行います。

ブラックリストに載っているのはこれまできちんと返済できなかった人ですので、そういった人にはお金を貸せないと判断するのです。ただし、61日未満の延滞の場合には延滞記録だけが残り、支払いが終わればブラックリストに登録されることはありません。そのため、過去に数日間クレジットカードの延滞が遅れたといった程度であればブラックリストには載らないと考えましょう。

過払い金の返済請求をしても借金を完済しているのであればブラックリストには載りません。なぜなら、完済後の過払い金請求は返済能力の有無には影響しないと考えられているからです。もし、借金を返済中に過払い金を請求しても、借金の残債を戻ってきた過払い金で完済できた場合にはブラックリストに載りません。

かつて、過払い金請求をすると、「契約見直し(コード71)」が信用情報に登録され、ブラックリストにのることがありました。しかし、2010年4月に「契約見直し」情報の登録が廃止され、過払い金請求がブラックリストに載せられることがなくなったのです。さらに、すでに「契約見直し」として登録されていた情報も削除されています。

家族や配偶者がブラックリストに載っていても、自分が一緒にブラックリストにのってしまうことはありません。信用情報機関に登録されているのは個人の情報です。ただし、ブラックリストは、借金を完済したからといって情報が消えるわけではありません。ブラックリストから消えるまでの期間は、延滞した料金を完済した日から数えます。もし、返済が終わらない場合にはブラックリストに記録され続けるのです。支払いの遅延や自己破産などの債務整理をすると短くて5年間はブラックリストに載せられています。長いケースでは事故から10年は信用情報に載せられたままです。

完済後に過払い金請求するデメリット・メリット

借金を完済した後に過払い金請求をするメリットは、ブラックリストに載らないことです。払いすぎたお金を取り戻せるだけでなく、信用情報に事故情報が登録されることもありませんのでメリットは大きいといえるでしょう。アイフルで完済後に過払い金を請求するデメリットには、今後、アイフルからの新規借入ができないことが挙げられます。なぜなら、過払い金請求をした際にアイフルのカードが解約されてしまうからです。

ただし、ほかの消費者金融や銀行などの借入やクレジットカードでの買い物はこれまで通りできます。さらに、住宅ローンや車のローンなど、各種ローンを組むことも可能です。そういった理由から、アイフルで完済後に過払い金請求をするとデメリットはほとんどありません。

アイフルに過払い金の心当たりがあれば、10年の時効を迎えてしまう前に少しでも早く過払い金請求をすることが大切です。 みどり法務事務所にご相談いただければ過払い金の有無を無料で調査します。

返済中に過払い金請求するデメリット

過払い金請求は借金の返済中であってもできます。過払い金として戻ってきたお金で残債を0にできるのであればブラックリストにはのりません。しかし、残債が残ってしまう場合には債務整理をおこなう必要があります。そうなってしまうと、ブラックリストに載ってしまうのがデメリットです。

返済中に過払い金請求するメリットは多い

返済中に過払い金請求をすると、戻ってきた過払い金で残債を相殺します。 残っている借金よりも過払い金のほうが多ければ、借金を完済できる可能性もあります。

また、完済できないまでも、戻ってきた過払い金によって借金の元本自体を減らすことができるのは大きなメリットです。その後の返済が楽になり、完済までのめどを立てることができます。

4.アイフルへの過払い金請求を自分でやるデメリットとメリット

過払い金請求を自分でやるメリット

アイフルへの過払い金請求を自分でするメリットは、司法書士や弁護士に依頼する費用がかからないことが挙げられます。過払い金請求を司法書士や弁護士などの専門家に依頼すると、返ってきた過払い金から成功報酬金が引かれます。成功報酬金は返ってきた過払い金に対して何%かで計算されます。

自分で過払い金請求を行うと、成功報酬金は発生しません。自分で過払い金請求をすると、郵便代や裁判費用などの実費のみですので、お金をかけずに過払い金請求ができるのです。

過払い金請求を自分でやるデメリット

過払い金請求を自分ですると、司法書士や弁護士にかかる費用がおさえられます。ただし、いくつかのデメリットがあり、過払い金請求自体ができなくなるケースもみられますので知っておきましょう。

手間と時間がかかる

過払い金請求をする際には、取引の履歴を確認し、引き直し計算をしないといけません。計算が終わると引き直し計算書を作成し、過払い金返還請求書を作成します。もし、裁判になった場合には、訴状や証拠説明書、引き直し計算書、代表者事項証明書(登記簿謄本)が必要です。1人でたくさんの書類を用意しなくてはいけませんので、手間と時間がかかります。書類の準備などに時間がかかりすぎてしまうと、時効が成立してしまい、手続きができなくなることもあるでしょう。

また、自分で過払い金請求をする際には、書類の準備だけでなく、引き直し計算の方法も知っておかなくてはいけません。裁判になると争点のポイントなどをおさえる必要があり、過払い金請求や法律に関する知識まで求められます。また、裁判は平日に行われますので、仕事を休んで出廷しなくてはいけません。

戻ってくる過払い金が少なくなる

過払い金請求をする前には過払い金の引き直し計算を行います。引き直し計算に慣れていないと、間違った数字を出してしまうこともあるでしょう。計算が正確かどうかを自分で判断することも難しいため、間違ったまま過払い金請求をしてしまうこともめずらしくありません。間違えた金額で過払い金請求をしてしまうと、結果的に返ってくる過払い金が少なくなることがあります。

また、アイフルもプロの貸金業者です。引き直し計算のミスなどから相手に過払い金に対する知識がないと判断すると、過払い金を少なくしてくるケースがみられます。支払い方法が分割にされることや、期日を先延ばしにする提案をしてくることも考えられるでしょう。さらに、過払い金請求自体を断られることもあります。

同居している家族にバレる可能性

過払い金請求を自分ですると、裁判所やアイフルからの連絡が自宅にきます。また、過払い金請求に必要となる書類も自宅に送られてくるようになるのです。そうなることで、同居している家族に過払い金請求をしていることがバレてしまうこともあるでしょう。過払い金請求がバレると、過去にアイフルからの借入があったことも知られてしまいます。

アイフルに返済中の場合、交渉を開始しても督促がストップしない

アイフルに返済中の場合には、自分で過払い金請求をしても借金の取り立てや督促は止まりません。それだけでなく、アイフルと過払い金の支払い方法や支払う期限についての和解交渉が続きます。借金の取り立てに悩んでいるからと過払い請求をしても、アイフルに強気で対応されてしまうケースも多いものです。アイフル側は少しでもお金を返したくありませんので、あの手この手で対応をしてきます。そのため、交渉が苦手な方や駆け引きに慣れていない場合は、精神的な苦痛を感じることもあるでしょう。

5.アイフルへの過払い金請求を司法書士・弁護士に依頼するデメリットとメリット

司法書士・弁護士に依頼するデメリット

過払い金請求を司法書士や弁護士といった専門家に依頼すると費用がかかるのがデメリットです。また、事務所をきちんと選ばないことには、悪徳な司法書士や弁護士に依頼していまい、費用がかかりすぎるリスクも考えられます。過払い金請求ができる司法書士や弁護士について調べていると、着手金を無料に設定しているところがあります。我々も含めた優良な事務所では、借金に苦しむ人の助けになりたいという気持ちから着手金をとらずに過払い金請求をしています。

しかし、着手金をとらない代わりに成功報酬金を高く設定している場合や、後から追加料金を取られることもありますので注意しましょう。こういった事務所の多くは、事前にはっきりとした費用の説明がなく、かかる費用をうやむやにしてきます。どれだけ金額が安くても、相談の段階で費用に対してしっかりと説明がない事務所であれば断るのがいいでしょう。我々のような実績を持った事務所は、透明性の高い対応をしています。

司法書士・弁護士に依頼するメリット

アイフルの過払い金請求を専門家に依頼するメリットはたくさんあります。

アイフルへの過払い金請求のための面倒な手続きを全てプロが代わりにやってくれる

司法書士や弁護士に過払い金請求を依頼すると、アイフルとの交渉がスムーズに進みます。取引履歴の開示請求や利息制限法引き直し計算、過払い金返還請求の交渉、訴訟への移行などの面倒な手続きもすべて専門家に任せられます。待っているだけで過払い金請求が終了しますので、非常に手軽です。また、司法書士や弁護士であれば過払い請求に対する知識や経験もありますので、どの作業も滞ることなく進められます。その結果、自分でするよりもスピーディーに過払い金が取り戻せます。

自分でアイフルに過払い金請求するよりも金額が多く戻ってくる可能性が高い

アイフルは任意交渉では満額回収が難しい業者のひとつです。そのため、自分で交渉をした場合には過払い金の1割程度しか返ってこないことも少なくありません。その点、司法書士や弁護士といった専門家に依頼すると、専門家の立場から法的な主張が可能です。その結果、満額に近い金額が回収できることもあります。専門家に支払う費用を差し引いても手元に残るお金が多くなりますので、少しでも多く取り戻せるといえるでしょう。我々のような着手金などを無料にしている事務所を選ぶと、より多くのお金が戻ってきます。

同居している家族などに一切知られることなく、過払い金請求できる

借金を家族に秘密にしている場合には、家族に知られることなく過払い金請求をしたいと考えるでしょう。しかし、自分で過払い金請求をすると、交渉などで自宅に連絡がくることや、郵便物が自宅に届くことで家族に知られてしまうことがあります。その点、司法書士や弁護士といった専門家に依頼すると、アイフルからの連絡はすべて専門家の事務所に届きます。必要となる対応をすべて任せられますので、同居している家族に知られることがありません。

アイフルに返済中の場合、督促がストップする

司法書士や弁護士といった専門家に依頼すると、アイフルからの督促がストップします。なぜなら、専門家に依頼するとアイフルに受任通知が送られるからです。受任通知というのは、過払い金請求を受任した司法書士や弁護士などの専門家が、借入先に対して発送する書面です。受任通知には「この借入人が、この専門家に借金問題に関して依頼していますので、本人へは連絡せずに今後はこの専門家に連絡してください」といった内容が記載されています。

貸金業法などには、受任通知の送付後には、貸金業者は本人に直接請求をしてはならないと定められています。つまり、アイフルからあなたへの連絡が禁じられるのです。そのため、受任通知が届くと、アイフルは専門家とやり取りをおこなうようになります。アイフルからあなたに連絡や郵便物が届くこともありませんので、安心して借金問題が解決できるでしょう。受任通知は受任した当日に発送されることが多く、依頼した事務所にもよりますが、翌営業日までに発送されることが多くみられます。

さらに、受任通知の発送後にはアイフルへの支払いをいったん止めることも可能です。借金の返済を一時ストップできることで、専門家に依頼するのにかかる費用の準備にあてられるでしょう。また、借金問題によって乱れてしまった生活基盤を立て直すチャンスも得られます。

6.過払い金請求の裁判、デメリットはあるか

過払い金の裁判を起こすと、費用がかかります。しかし、過払い金を取り戻せると、裁判にかかった費用は、取り戻した過払い金の中からも払えるようになるでしょう。もし、アイフルが裁判を引き延ばした場合には、裁判が長期化してしまうことも考えられます。しかしながら、過払い金請求に特化した専門家であれば、できるだけ早い解決が可能です。これらをふまえて考えると、過払い金の裁判にはデメリットといえるほどのデメリットはないといえるでしょう。裁判をすることで、多少の時間がかかることはあります。しかしながら、満額に近い金額を取り戻せる可能性は高くなるのです。

裁判をすれば過払い金は利息付きで取り戻せる可能性もある

過払い金は、利息付きで取り戻せることがあります。なぜなら、民法703条の「不当利得返還請求」には、法律上の理由なく不当に得ていた利得に対して返還が求められると定められているからです。過払い金は利息制限法の上限金利をこえて支払った利息ですので、民事法定利率の5%の利息付きで請求できます。ただし、利息付きで回収するにはアイフルが悪意を持って不当利益を得ていたことを証明しないといけません。

また、悪意があったかどうかが証明できたとしても、アイフルとの話し合いだけで利息付きの過払い金が返還されることは少ないでしょう。そこで、過払い金の裁判をすることがほとんどです。自分で裁判を起こすことも可能ですが、手間と時間がかかりすぎます。裁判でアイフルとスムーズに争うには司法書士や弁護士といった専門家に依頼するのが安心です。

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