アイフルの過払い金請求マニュアル 

アイフルは、人気お笑いコンビのバナナマンを起用したテレビCMなどでお馴染みの消費者金融です。

2007年より前のアイフルの金利は違法金利だったということを、知らない方も多いのではないでしょうか。

アイフルから借入をしていたり、借金を完済していたりする方は、過払い金が発生している可能性があります。

アイフルに過払い金請求をすると、経営難を理由に返還金額の減額を求めてくることがほとんどです。

アイフルへの過払い金請求は、一度しかできません。

アイフルの過払い金請求を失敗したくないなら、司法書士や弁護士などの専門家に相談するのがおすすめです。

過払い金請求には時効あるので、早めに相談しましょう。

過払い金が発生している条件

アイフルから借金をしていた人、借金をしている人すべてに過払い金が発生しているわけではありません。

過払い金が発生している条件は、「2007年7月末以前に借入をしていたひと」です。

アイフルなどの消費者金融から借入をした場合、元金と合わせて利息も返済する必要があります。

利息の利率は、利息制限法という法律で定められています。

消費者金融は、この法律に基づいて利率を設定しなければなりません。

しかし、アイフルを含めた多くの業者は、「グレーゾーン金利」と呼ばれる利息制限法で定められた利率より高い利率を設定していた時期がありました。

これによって借主(債務者)は、法律より高い利息を支払っていたのです。

国は、2006年、グレーゾーン金利を廃止するため、貸金業法の改正をおこないました(2010年施行)。

これを受けアイフルは、2007年8月1日に、利率の上限を利息制限法で定められた利率に引き下げました。

アイフルに過払い金請求ができるのは、基本的に2007年7月末以前に利用していた人が対象になります。

2007年7月末までの借入

2007年7月末まで、アイフルの金利の上限は28.83%でした。

2006年に法律が変わって金利の上限は、20%になっています。

しかし、2007年8月1日に金利を引き下げたあとも、アイフルが借主の金利を変更していないと高い金利のまま返済を続けているケースがあります。

この場合、最高28.83%の金利と、2007年8月1日以降の金利の上限である20%との差分である8.83%を過払い金請求することが可能です。

アイフルの過払い金が発生しているか確認する方法

2007年7月末より前に、アイフルを利用していた場合は、過払い金が発生している可能性があります。

過払い金が発生していても、アイフルから連絡がくることはありません。

過払い金が発生しているか自分で調べて、アイフルに請求する必要があります。

過払い金が発生しているか確認するためには、まず、アイフルから取引履歴を取り寄せ、過去の支払状況や利息を把握します。

次に、支払状況や利息をもとに、利息制限法で定められた金利での再計算が必要です。

再計算で出された金額と実際にアイフルに支払った金額の差額が、過払い金になります。

再計算については、こちらもご覧ください。

過払い金の正確な額がわかったら、内容証明郵便でアイフルに返還請求をし、交渉をはじめます。

和解が成立すれば返還金を受け取り、過払い金請求は完了します。

このように過払い金請求では、発生しているかどうかの確認、再計算、請求、交渉などやや複雑な手続きが必要です。

過払い金が発生しているかは自分でも調べることは可能ですが、司法書士や弁護士に依頼する方が正確かつ迅速に手続きが進むでしょう。

借入した時期が不明な場合は、当事務所に相談いただければ、お調べします!!

過払い金請求ができないケース

アイフルへの過払い金請求は、いつまでもできるわけではありません。

「アイフルが倒産」「最後に取引した日から10年経過」「過払い金を請求する権利を放棄」などに当てはまると、過払い金請求ができなくなります。

このような状況を避けるために、なるべく早めに請求することが大切です。

過払い金請求先であるアイフルが倒産

アイフルは日本では有名な消費者金融ですが、グレーゾーン金利の廃止による過払い金請求が発生したため、2010年の決算では3000億円の赤字を計上しました。

2009年には、経営危機の陥った企業がおこなう事業再生ADRを申請し、2014年に再生期間が終了しています。

しかし、過払い金請求に対しては、対応しきれていない経営状況です。

そのため、過払い金が発生している可能性がある場合は、アイフルの経営状態には注意しておく必要があります。

経営が悪化すれば、過払い金請求で返ってくるお金が少なくなります。

かりに倒産した場合は、過払い金請求ができなくなります。

過払い金請求は、早めに手続きをしておくことが大切です。

アイフルと最後に取引した日から10年経過

過払い金請求には時効があり、期限は最後の取引から10年です。

借入と完済を繰り返している場合は、時効の判断がむずかしくなります。

時効ついて詳しく解説したページがありますので、こちらもご覧ください。

繰り返している取引をひとつの取引(一連の取引)または、別々の取引(分断の取引)とみなすかで時効の起算日が異なるため、請求できる過払い金額も変わってきます。

別々の取引とみなされた場合は、10年以上前に完済している取引分は時効が成立しているため過払い金請求をすることはできません。

しかし、繰り返した取引が一連の取引と認められた場合、10年以上前の借金でも過払い金請求の対象になり、過払い金の額も多くなります。

一連の取引か取引か分断されている取引かという判断は、法律で明確に定められているわけではありませんが、一般的には空白期間が一年以上空いていると分断を主張してくる可能性があるのです。

取引の状況や裁判官の判断によって、違ってきます。

取引の一連と分断についてくわしく知りたい方は、こちらもご覧ください。

このような判断も一般の方ではむずかしいため、司法書士や弁護士などの専門家に相談するのが確実な方法です。

アイフルに過払い金を請求する権利を放棄

アイフルに返済中に月々の返済が苦しくなり、利息をなくしてもらったケースもあるでしょう。

利率をさげてもらう交渉をご自身でしていた場合にはそのときに書類を交わしているかどうかが重要になってきます。

もし、書類を交わしている場合は、アイフルと交渉などで提示された書類を注意深く確認し、権利放棄に関する記載がないかどうかを確認することが大切です。

例えば、アイフルに利息をなくしてもらった場合、書類に過払い金の清算条項という債権債務を放棄するという文言がないかを確認しましょう。

しかし、書類が手元にないという方も多くいるでしょう。

アイフルと合意書を結んでいる場合は、写しを送ってくれるので司法書士・弁護士に依頼をすれば写しも取得できるのです。

また、合意書に文言があったからと言って一円も過払い金が取り戻せないかどうかは過払い金が合意の時点で発生していたかどうかも関係してきます。

すでに合意書を取り交わした時点で、過払い金が発生しているのであれば交渉の余地があるのです。

解決金の名目で減額されても実際にお金が戻ってくる可能性はあります。

発生していた過払い金を引いて利率を下げるという和解をしていた時には、そこで過払い金は清算されているので、下げてもらった利率が法定利息内かどうかが過払い金請求できるかのポイントになってきます。

アイフルと和解をした記憶があっても、過払い金請求できる可能性が残っていますので、司法書士や弁護士に一度相談してみましょう。

司法書士や弁護士に相談

アイフルは深刻な経営難に陥ったことがあり、平成21年には事業再生ADRを利用して再建を図る方針を発表しています。

事業再生期間は、平成26年7月で終了しました。

アイフルは、残りの債務について一部弁済を行うと同時に、債権者より金融支援を継続して受けることを決めました。

消費者金融のなかでも、過払い金返還にはかなり低額の提案しかこない傾向があります。

また最後に取引した日から10年が経過していたり、利息をなくしてもらったりした経験があると過払い金請求ができない可能性があります。

自分の状況がわからない方は、早急に司法書士や弁護士に相談するのがおすすめです。

過払い金請求の「返還率」

アイフルの過払い金請求には、2つの方法があります。

話し合いで和解する方法(任意交渉)と、裁判をして解決する方法です。

解決する方法により、取り戻せるお金の額や、返ってくるまでにかかる期間が変わってきます。

話し合いで和解する方法では、取り戻せるお金の額が少なくなりますが、返ってくるまでにかかる期間は短くなるのが特徴です。

裁判をして解決する方法では、取り戻せるお金の額が多くなり、返ってくるまでの期間が長くなる傾向にあります。

アイフルの過払い金請求への対応は、経営が悪化している時期があったため、大手消費者金融の中でも特に厳しくなっています。

また、ライフやプレイカードで借入をしていた方は、アイフルへ過払い金請求をすることが可能です。

2011年7月1日に、アイフルとライフカードが合併したためです。

話し合いで和解した場合(任意交渉)の目安

話し合いで和解した場合(任意交渉)のおおよその目安は、お金の返還率が30~60%程度、返ってくるまでの期間が3ヵ月~6ヵ月程度です。

裁判をして解決した場合の目安

裁判をして解決した場合の返還率は100%になるケースも多く、返ってくるまでの期間は8カ月程度です。

裁判をすると、利息を取り戻せる可能性もあります。

司法書士や弁護士に依頼

アイフルは交渉相手によって、過払い金請求の対応を変えるのが特徴です。

司法書士や弁護士に依頼するか、自分で過払い金請求するかによっても、お金の返還率や返ってくるまでの期間が変わってきます。

司法書士や弁護士に依頼すると交渉力があるため、短期間で多くのお金を取り戻すことができます。

アイフルへの過払い金請求は一度しかできないため、一度で納得できる条件で解決することが重要です。
そのため、司法書士や弁護士に依頼することをおすすめします。

請求のデメリットとメリット

アイフルの借金を完済しているか返済中かで、過払い金請求のデメリットとメリットが異なります。

自分の状況におけるデメリットとメリットを確認してから、過払い金請求をすることが大切です。

アイフルの借入を完済している場合のデメリットとメリット

アイフルの借入を完済している場合でも、過払い金請求をすることによるデメリットとメリットがあるので確認しておきましょう。

デメリット

アイフルの借金を完済している場合、過払い金請求をするとアイフルのカードは自動的に解約になり、新たな借入ができなくなります。

しかし、過払い金請求で信用情報に登録されることはないため、アイフル以外の貸金業者であれば借入が可能です。

メリット

完済している場合、過払い金請求で、お金が戻ってくることが最大のメリットです。

そのため、アイフル以外の貸金業者から借入をしている場合などでも、戻ったお金で返済したりすることができます。

メリット デメリット

お金が戻ってくる

・アイフルのカードは自動的に解約になり、新たな借入ができなくなる

アイフルの借入を返済している場合のデメリットとメリット

アイフルの借入を返済中に過払い金請求をする場合、デメリットとメリットがあるので確認しておくことが大切です。

デメリット

アイフルの借入を返済中に過払い金請求をすると完済している場合と同様に、アイフルで新たな借入やカードの利用ができなくなります。

借入を返済中に過払い金請求をする場合、発生した過払い金を借入の返済に充てなければなりません。

過払い金請求により返済中の借入を完済できれば問題ありませんが、それでも返済中の借入が残ると、過払い金請求の手続きではなく任意整理をしたことになりブラックリストにのってしまいます。

ブラックリストにのると約5年間は、アイフルだけでなくすべての貸金業者から新規で借入ができなくなり、新たなカードの作成やローンの審査が通らなくなります。

ブラックリストにのらないためには、過払い金請求をする前に、過払い金が返済中の借入より大きいか確認しておくことが大切です。

過払い金が返済中の借入より大きければ、ブラックリストにのることはありません。

過払い金請求することによって載ってしまう可能性のあるブラックリストについては、こちらのページで解説していますのでご覧ください。

過払い金の計算は複雑で時間がかかるため、正確な金額を算出するためには、司法書士や弁護士に相談することをおすすめします。

過払い金の引き直し計算についてくわしく知りたい方は、こちらをご覧ください。

計算した過払い金の額が返済中の借金より少ない場合は、返済を続けて借金の額より過払い金の額が多くなった時点で過払い金請求をするようにしましょう。

メリット

アイフルに対して、借入返済中に過払い金請求をおこなうメリットは、発生した過払い金を借入の返済に回して借入残高を減少させられることです。

借入残高が過払い金よりも少ない場合は、過払い金請求によって借入返済を完了でき、余った分は手元に現金が戻ってくることになります。

自分の過払い金を早めに計算して、借金と比較しておくことが大切です。

メリット デメリット

過払い金を借入の返済に回せる

・アイフルで新たな借入やカードの利用ができない

ブラックリストにのる可能性がある

借入を減額させた方が良い場合

ブラックリストにのると、クレジットカードが作れなくなったり、ローンが組めなくなったりします。

しかし、借金を返済するために、借入を増やせばその分だけ月々の返済が増えて、さらに生活が苦しくなり、いつか支払えなくなります。

そういう状況で、借入を繰り返している方は、任意整理をするのがおすすめです。

任意整理することで、月々の返済額が減り、利息もなくなるため、生活が楽になるでしょう。

任意整理することでブラックリストにのりますが、その間は、現金だけで生活する練習ができるというメリットがあります。

借金を返済するために借入を繰り返すという悪循環に陥ると、抜け出すのがむずかしくなります。
できるだけ早く、司法書士や弁護士に相談しましょう。

住宅ローンに与える影響

アイフルの過払い金請求は、ケースによっては、住宅ローンに影響を与えることがあるので確認しておくことが大切です。

アイフルの過払い金請求が返済中の住宅ローンに与える影響

アイフルに過払い金請求をしても、返済中の住宅ローンに対する影響はありません。

アイフルの過払い金請求が新たに組む住宅ローンに与える影響

アイフルの借金を完済後に過払い金請求をした場合や、借金を返済中でも借金を完済できた場合は、ブラックリストにはのらないため、新たに住宅ローンを組んだとしても、過払い金請求が原因で審査に落ちることはありません。

住宅ローンの審査は、申込時の年齢、完済時の年齢、年収、年収に対する返済負担率、他貸金業者からの借入状況、借主の健康状態などの属性で判断します。

ただし、アイフルの借金を返済中に過払い金請求をして、過払い金が借金よりも少なかった場合は、任意整理になりブラックリストにのるため、新たな住宅ローンなどの審査には通らなくなるので注意が必要です。

過払い金請求とローンの関係については、こちらでも詳しく解説しています。

再度アイフルと契約したい場合

過払い金請求をした時点で、アイフルカードは解約となり使えなくなります。

再び、アイフルカードを作成する場合の審査は、利用していたときの返済状況に左右される可能性が高いでしょう。

アイフルを利用していたときに、返済が滞りなく優良顧客と判断されていた場合は、再契約できる可能性はなくはないわけではありません。

滞納や延滞を繰り返していた場合、審査に通りにくいためアイフル以外の貸金業者を利用したほうが良いでしょう。

手続きの流れと返還までの期間

アイフルに過払い金請求をする際は、まず取引履歴を取り寄せる必要があります。

電話かメールで取り寄せることができ、取引履歴が郵送されてくるまで3~4週間程度かかります。

自宅に郵送されるのが困る場合は、近くの支店で受け取ることも可能です。

司法書士や弁護士に過払い金請求を依頼している場合は、専門家が開示請求をしてくれます。

取引履歴を取り寄せたら、過払い金の引き直し計算をします。

引き直し計算とは、現行の利息制限法に照らして利息の計算をしなおすことです。

引き直し計算で過払い金の金額がでたら、アイフルに過払い金返還請求書を内容証明郵便で送ります。

その後、アイフルから和解案が提示されます。

和解をすると裁判で争うより過払い金が返ってくるまでの期間を短くでき、3~6カ月程度で過払い金が返ってきて請求の手続きが完了です。

ただし、和解の場合は、裁判より過払い金が少なくなる傾向があります。

100%の過払い金回収を目指すの場合、過払い金請求の裁判をしたほうがよいでしょう。

アイフルへの過払い金請求を多数経験している司法書士や弁護士であれば、依頼者の要望を考慮して裁判を提案することが可能です。

裁判になっても過払い金請求を司法書士や弁護士に依頼している場合は、手続きはすべてお任せできるというメリットもあります。

裁判で判決を得て解決するまでの期間は、6カ月~1年程度かかる場合もあります。

過払い金を早く回収するのを重視するのか、過払い金の額を重視するのかを司法書士や弁護士と相談して決めていくのが得策です。

過払い金請求額を計算する方法

過払い金の額を計算する引き直し計算は、利息制限法の上限金利にしたがっておこなうことが大切です。

利息制限法では、10万円未満の元金に対しては年利20%、10万円以上100万円未満の元金に対しては年利18%、100万円以上の元金に対しては年利15%が上限になってしまいます。

まず、わかりやすく計算方法を説明するために、100万円の借金を1年後に一括返済する場合を例とします。

この場合、アイフルがかつて設定していた28.835%に近い28%の金利で借入をしていたとして計算すると、1年後に発生する利息は28万円、1年後には128万円を返済しなければなりません。

しかし、利息制限法による上限金利は15%で、1年後に発生する利息は15万円、1年後の返済額は115万円です。

128万円と115万円の差額である13万円が、過払い金ということになります。

過払い金の引き直し計算について、もっと知りたい方は、こちらでより詳しく解説しています。

過払い金の計算は、取引の回数や期間が長くなると複雑になるため、司法書士や弁護士に相談して正確に計算してもらったほうがよいでしょう。

自分でやる場合の方法と注意点

アイフルに自分で過払い金請求をする場合には、まず取引履歴の開示請求が必要です。

取り寄せた取引履歴をもとに引き直し計算をおこない、過払い金を算出します。

インターネットで公開されている計算ソフトなどを利用して、計算することも可能です。

インターネットで公開されている計算ソフトについて解説します。

TDONの計算ソフト

TDONの計算ソフトページ

法律事務所向けのソフトウエア開発をおこなっているTDONのソフトです。

2018年5月現在、ダウンロード版の価格は3000円となっている有料ソフトですが、7日間の試用期間の間は無料で使用できます。

名古屋消費者信用問題研究会の計算ソフト

名古屋消費者信用問題研究会の計算ソフトページ

名古屋消費者信用問題研究会は、消費者問題に関連する被害予防や被害回復、消費者の権利保護・実現を目的として愛知県内の弁護士を中心に結成された研究会です。

愛知県内の弁護士を中心に結成された研究会が、無料公開している利息計算ソフトです。

エクセルのテンプレートを使っているため、パソコンにエクセルがインストールされている必要がありますが、ソフトウエア自体は無料で使用できるため人気のあるソフトです。

アドリテム司法書士法人の計算ソフト

アドリテム司法書士法人の計算ソフトページ

新潟県にある司法書士法人が、無料公開している引き直し計算ソフトです。

これもエクセルのテンプレートを使っているため、パソコンにエクセルがインストールされている必要がありますが、フリーソフトなので無料で使うことが可能です。

「過払い金の引き直し計算は、自分でできる」記事の2章「自分で過払い金の計算は可能」引用

上のソフトなどを用いて、過払い金の額を計算したら、アイフルに過払い金返還請求書を内容証明郵便で送ります。

その後、アイフルは和解交渉をしてきます。

和解案に合意できる場合はそれに基づいて返金がおこなわれ、合意できないと判断すれば裁判が必要です。

自分で過払い金請求をおこなうことには、大きなデメリットがあります。

アイフルは、交渉相手によって対応が異なる傾向があることです。

個人で過払い金請求をすると、低額で和解をしようとしてきます。

注意すべきなのは、「ゼロ和解」です。

ゼロ和解とは、借主と貸金業者がお互いに残っている借金をゼロにする代わりに 過払い金も請求しないという確認して成立させる和解のことをいいます。

ゼロ和解

借金返済中に取引履歴を取り寄せようとすると、貸金業者から「ゼロ和解」を提案されることがあります。

ゼロ和解とは、「借金をゼロにするので過払い金請求はやめないか」といった和解の提案です。

貸金業者は、過払い金請求にあたって少しでも自社の負担を減らすように動きます。

貸金業者がゼロ和解を提案してくるということは、借金をゼロにする以上に過払い金が発生している可能性が高いということです。

過払い金請求に慣れていない方だと借金をゼロにできるならと考えがちですが、安易に応じてしまうとほとんどの場合大きな損をしてしまいます。

したがって、ゼロ和解に安易に応じてはいけません。

取引履歴を取り寄せて引き直し計算をおこない、過払い金の金額を正確に把握することが大切です。

多額の過払い金が発生している場合は、きちんと過払い金請求をして取り戻しましょう。

「借金返済中の過払い金請求でもブラックリストにのらずにできる手続き」記事の4章―2「借金返済中のゼロ和解」を引用

アイフルがゼロ和解を提案するのは、過払い金の発生している可能性が高く、その金の額が大きいからです。

つまり、過払い金請求の権利を放棄させられる可能性があるということです。

このような状況を避けるためにも、アイフルへの過払い金請求は、司法書士や弁護士などの専門家に依頼することをおすすめします。

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