失敗しないゼロファーストの過払い金請求の方法

「ゼロファースト」とは、大手マルイグループのキャッシング専用カードです。

ゼロファーストから借入をしていたり、返済したりしている人は、過払い金が発生している可能性があります。

前のゼロファーストの金利は違法に高い金利だったため、払いすぎた利息が発生しているからです。

ゼロファーストは2014年、エポスカードと合併したため、過払い金はエポスカードに請求します。

ただし、ゼロファーストの過払い金請求は一度しかできません。

もしも過払い金が見つかったとしても、計算や手続きを間違ってしまうと正当な過払い金が返還されなくなってしまいます。

ゼロファーストの過払い金請求を失敗したくないなら、司法書士や弁護士などの専門家に相談するのがおすすめです。

また、過払い金請求には時効があるので、放置しないようにしましょう。

時効にならないために、記事を読んで、ゼロファーストへの過払い金が発生しているかどうかやメリット・デメリットは何かを確認しておきましょう。

ゼロファーストの過払い金が発生している条件を確認

ゼロファーストから借金をしていた人、している人すべてに過払い金が発生しているわけではありません。

過払い金が発生する条件は「2007年より前に借入をおこなっている」ことです。

過払い金請求にあたっては、債務状況をしっかりと確認しましょう。

2007年より前の借入

ゼロファーストが2007年より前に設定していた金利は高く、現行の利息制限法では「高金利」に該当する内容でした。

現在では法律が変わって金利の上限は20%に設定されています。

当然、ゼロファーストも2007年以降は改定内容にしたがって金利を設定し直しています。

しかし、金利を引き下げた後も、ゼロファーストが債務者に対し、金利の変更をしていないと高い金利のまま返済を続けている場合があります。

ゼロファーストから債務者に連絡をして「金利を引き下げます」と告げるケースは稀だからです。

当時の金利と現在の金利の上限である20%との差分が「過払い金」です。

そして、債務者はゼロファーストに対して「過払い金請求」ができる権利が認められています。

ゼロファーストの過払い金が発生しているか確認する方法

2007年より前からゼロファーストの融資を利用していた場合は、過払い金が発生している可能性があります。

過払い金が発生しているかは自分でも調べることもできます。

まずは、取引履歴を開示請求して、手元に返済状況が分かる資料を取り寄せましょう。

そして、自分が払ってきた利息が、現行の利息制限法にのっとっているかどうかを確かめると、「過払い金」の有無が判明します。

ただし、取引履歴は一般人には読みにくく、「どこを見ればいいかわからない」と混乱する人が少なくありません。

過払い金を確かめたいなら、司法書士や弁護士に依頼する方が正確かつスムーズでしょう。

ちなみに、借入した時期が不明な場合はみどり事務所に相談すれば、お調べできます。

ゼロファーストに過払い金請求ができないケースを確認

特定の条件が重なると、過払い金請求ができなくなることもあります。

ゼロファーストへの過払い金請求にせよ、いつまでもできるわけではありません。

たとえば、「エポスカードが倒産した」「最後に取引した日から10年が経過した」「本人が過払い金を請求する権利を放棄した」などの条件に当てはまると過払い金請求ができなくなってしまいます。

過払い金が気になる人は、できるだけ早く有無を確かめて、請求の手続きを進めていくようにしましょう。

過払い金請求先であるエポスカードが倒産

エポスカード自体は安定した経営を続けているので、倒産するリスクは低いといえます。

それでも、万が一の事態が起こり、請求先がなくなってしまうと過払い金はまったく戻ってきません。

また、エポスカードの経営が悪化すれば過払い金請求で返ってくるお金も少なくなります。

どんな大企業であっても「100パーセント倒産しない」という保証はありません。

安全に過払い金を全額取り戻すためには、早めに請求手続きを始めるように心がけましょう。

ゼロファーストと最後に取引した日から10年経過

過払い金請求には時効があり、期限は「最後の取引から10年」と設定されています。

そして、時効が成立してしまうと、貸金業者が債務者に過払い金を返還する義務はなくなります。

過払い金の請求自体が認められなくなるので注意しましょう。

債務者が借入と完済を繰り返している場合、時効の判断はむずかしくなります。

往々にして、債務者が時効の期限を間違えてしまうため、「いつまでに請求すればいいのか」は専門家に相談して確認してもらうのが正確です。

過払い金の時効に気づかずに過ぎてしまい、過払い金請求できなくなってしまう場合が多いですので、時効についてしっかり理解しておきましょう。
過払い金請求の時効について知られてない本当の話

ゼロファーストに過払い金を請求する権利を放棄

契約条件によっては、債務者が知らない間に過払い金請求の権利を失っている場合があります。

たとえば、債務整理をおこなうなどしてゼロファーストに利息をなくしてもらった場合、発行された書類に「過払い金を請求する権利を放棄する」という記載がないか確認しましょう。

また、利息をカットしてもらったとき、その時点で発生していた過払い金をあてて借金を減額しているとすれば、過払い金請求はできない可能性があります。

しかし、合意書に文言があったからと言って一円も過払い金が取り戻せないかどうかは、過払い金が契約の時点で発生していたかどうかも関係してきます。

すでに合意書を取り交わした時点で過払い金が発生していれば、交渉の余地があるのです。

解決金の名目で減額されても、実際にお金が戻ってくることはあります。

ゼロファーストと和解をした記憶があっても、過払い金請求できる可能性もありますので、諦めず司法書士や弁護士に相談しましょう。

司法書士や弁護士に相談する

ゼロファーストは倒産する可能性が低いので、倒産によって過払い金請求ができなくなる可能性は低いといえます。

しかし、最後に取引した日から10年が経過していたり、利息をなくしてもらった経験があったりすると過払い金請求ができなくなる可能性が出てきます。

そして、債務者の中には「どんな条件で返済を続けてきたかわからなくなった」人も少なくありません。

自分の債務状況がわからないなら、司法書士や弁護士に相談してみるのがおすすめです。

過払い金請求では、「司法書士や弁護士に依頼する」か、「自分で過払い金請求する」かによっても、金額や期間が変わります。

司法書士や弁護士に依頼すると交渉力があるため、短期間で多くのお金を取り戻すことができます。

また、専門家は請求にまつわるさまざまな作業でも、ミスを犯す可能性がほとんどないというのがメリットです。

過払い金の計算、利息制限法の確認など、一般人にはむずかしい作業をスムーズにこなしてくれるでしょう。

そして、「ゼロファーストに過払い金請求は一度しかできない」という事実も忘れてはいけません。

もしも、過払い金請求で納得できない結果が返ってきたとしても、債務者には受け入れることしかできないのです。

そのため、一度の過払い金請求で、満足できる条件を引き出して解決することが重要です。

「計算ミス」や、「交渉で論破された」などの理由で過払い金が返ってこないなら、大きな後悔が残るでしょう。

専門家の力を借りて、過払い金請求をすれば悔いのない結果を期待できます。

ゼロファーストの過払い金請求における「返還率」と「返還期間」

過払い金請求には話し合いで和解する方法(任意交渉)と、裁判をして解決する方法があります。

解決する方法により、取り戻せるお金の額や、返ってくるまでにかかる時間が変わるので、自分に合った方法を選ぶようにしましょう。

ここで重要なのが「返還率」と「返還期間」です。

返還率とは過払い金に対して、実際に返ってくるお金の割合を指す言葉です。

そして、返還期間とは過払い金が返ってくるまでにかかる期間であり、返還率が高く、返還期間が早いと「請求は成功した」といえます。

話し合いで和解した場合(任意交渉)の目安

返還までの期間

2ヶ月

返還率

~100%

返還率は「100%近く」なりますが、100%を望むのはむずかしいでしょう。

ちなみに、返還期間は「2カ月ほど」と早めです。

裁判をして解決した場合の目安

返還までの期間

6ヶ月

返還率

~100%+利息

返還率は「100%」を期待できます。

ただし、手続きが多くなるぶん、返還期間は「6カ月ほど」と長くなりがちです。

ゼロファーストの過払い金請求におけるデメリットとメリット

借金を完済しているか返済中かで過払い金請求のデメリットとメリットが異なります。

ゼロファーストに過払い金請求を行なうなら、自分の状況におけるデメリットとメリットを確認してから過払い金請求するのがおすすめです。

ゼロファーストの借入を完済している場合のデメリットとメリット

以下、すでに完済している人についての「デメリット」と「メリット」です。

メリット デメリット

お金が戻ってくる

・エポスカートから新たな借入ができなくなる


・エポスカードが解約になる

デメリット

ゼロファーストの借入を完済している場合、エポスカードから新たな借入ができなくなります。

過払い金請求は法律で認められた正しい権利ではあるものの、エポスガードに損害を与えた事実は変わりません。

そのため、エポスカードが管理しているデータベースに名前が残ってしまい、取引が止められてしまうのです。

ちなみに、社内のデータベースに不利な情報が残ることを「社内ブラックにのる」と表現します。

ただし、「社内ブラック」とはあくまでエポスカード内でのみチェックされるものです。

一般的なブラックリストとは異なりますので、他の貸金業者に共有されることはありません。。

そのため、エポスカード以外の貸金業者であれば問題なく借入できます。

過払い金請求にはリスクがいくつかありますので、デメリットを受けないためには、この記事もご覧ください。
知っておかないと損する、過払い金請求のリスク

メリット

借入を完済している場合、お金が戻ってくることが最大のメリットといえます。

そのため、ゼロファースト以外から借入をしている場合などでも、戻ったお金で返済したりすることができます。

これまできびしい返済生活を送ってきた人は、状況を改善するきっかけになるでしょう。

借金を完済して過払い金請求をおこなう場合は、記事で注意点を確認して、すぐに過払い金請求をしましょう。
完済した借金の過払い金請求をしないことは、最大のデメリット

ゼロファーストの借入を返済している場合のデメリットとメリット

以下、ゼロファーストの借入を完済していない人にとってのデメリットとメリットを紹介します。

メリット デメリット

過払い金で借金を完済できる可能性がある

・エポスカードから新たな借入ができなくなる


・エポスカードが解約になる


ブラックリストにのる可能性がある

デメリット

ゼロファーストの借入を返済中の人は、完済している場合と同様に、エポスカードで新たな借入やカードの利用ができなくなります。

これもやはり、エポスカードの社内ブラックになってしまうためです。

借入を返済中に過払い金請求をする場合、発生した過払い金を借入の返済に充てることになります。

それにより返済中の借入を完済できれば問題ありません。

しかし、それでも返済中の借入が残ると、過払い金請求の手続きではなく「任意整理」をしたことになってしまいます。

「任意整理」とは債務整理の一種であり、「貸金業者と直接交渉し、借入額を減らしてもらう手続き」のことです。

そして、任意整理をすると信用情報機関に事故情報がのります。

つまり、一般的なブラックリストにのってしまったということです。

信用情報機関とは、貸金業社からお金を借りた時点で自動的に登録されるデータベース。

エポスカード内のデータベースとは違い、信用情報機関のブラックリストは他の貸金業者にも共有されます。

そのため、ブラックリストに名前が残っているかぎり、エポスカードだけでなく、他の貸金業者から新規で借入ができなくなる可能性が高いです。

そのほか、新たなカードの作成やローンの審査が通らなくなるでしょう。

ブラックリストに名前が残る期間は、最長で「5年程度」です。

5年経てば、再び貸金業者への借り入れの審査やローンの審査に通るようになります。

ブラックリストに名前があるからといって、銀行口座を凍結されるなどの問題は起こりませんし、保険に加入するなど、一部の消費活動をおこなうことも認められています。

ローンを組むときも「ブラックリスト入りしていない家族の名義にする」などの方法があり、ブラックリスト入りしているからといって必ずしも生活に支障が出るとは限りません。

メリット

借入を返済中の場合、発生した過払い金を借入から差し引いて借金を減らすことができます。

つまり、発生した過払い金で返済中の借入を完済できることもあるのです。

過払い金が多ければ、借入を完済したうえで余ったお金が手元に戻ります。

借金苦によって、手ばなすしかなかった家財などを、返還されたお金で取り戻すなども可能でしょう。

もしも過払い金によって借入が完済できれば、「返済日のためにお金を用意し続けるストレス」から解放されるのは大きなメリットです。

借金返済中の過払い金請求はデメリットもありますので、損しないためにこちらもご覧ください。
借金返済中で過払い金請求する方法

ブラックリストにのっても借入を減額させた方が良い場合

過払い金請求では、確かにブラックリスト入りする可能性がゼロではありません。

特に、信用情報機関のブラックリストにのると、他の貸金業者との契約にも影響が出てきます。

それでも、返済のために他社からの借入を増やせば、その分だけ月々の返済が増えて苦しくなり、いつか支払えなくなるでしょう。

借入を繰り返している人ほど、任意整理をするのがおすすめです。

任意整理にふみきることで、月々の返済額は減ります。

そのかわり、任意整理をするとブラックリストにはのってしまいます。

ただ、その間は「現金だけで生活する練習」と考えれば、苦にはなりません。

「苦しいときはキャッシングに頼る」という思考が身についてしまった人ほど、正しい金銭感覚を取り戻せるチャンスに変わります。

ブラックリストにのることはデメリットも多いですが、メリットもないわけではありませんので、こちらの記事も読んでおきましょう。
ここだけの過払い金請求でブラックリストにのらないコツ

ゼロファーストの過払い金請求が住宅ローンに与える影響

過払い金請求をすると、さまざまな部分での影響が気になるところです。

あらかじめ、影響を調べてから手続きをはじめましょう。

ゼロファーストの過払い金請求が返済中の住宅ローンに与える影響

債務者がゼロファーストに過払い金請求をしても、返済中の住宅ローンには影響が出ません。

返還された過払い金が借入額よりも少ないと任意整理になり、カードは停止しますがそれでも住宅ローンの支払いとは無関係です。

ゼロファーストの過払い金請求が新たに組む住宅ローンに与える影響

過払い金請求後に新たに住宅ローンを組んだとしても、請求が原因で審査に落ちることはまずありません。

住宅ローンの審査は申込時の年齢、完済時の年齢、年収、年収に対する返済負担率、他貸金業者からの借入状況、借主の健康状態などの属性によります。

「過払い金請求の経歴」は審査の対象外なので、安心して申し込みましょう。

ただし、エポスカードに返済中で過払い金が借入よりも少ない場合は、「任意整理」に変わります。

任意整理を行うと信用情報機関のブラックリストにのるため、新たなローンの審査には通らなくなるでしょう。

住宅ローンを組む予定がある人は、過払い金請求をする前に「過払い金で借金を完済できるかどうか」を確かめておくのがおすすめです。

ローンの返済中で、過払い金が発生している方は、こちらの記事もお読みください。
ローンに影響しない過払い金請求の方法

ゼロファーストに過払い金請求した後にエポスカードと契約したい場合

エポスカードを作成する場合の審査は利用していた時の返済状況に左右される可能性があります。

たとえ過払い金請求を行っていたといても、優良顧客と判断されていた場合は、再契約できる可能性も残されます。

一方で、過払い金請求とは関係なく、エポスカード内のブラックリストにのっていると、再契約の審査には通らないでしょう。

具体的には、「滞納や延滞を繰り返す」などの問題があると、ブラックリスト入りしてしまいます。

ただし、ブラックリストにのっていない限りは、他社なら審査に通ることもできます。

ゼロファーストに過払い金請求を行った後は、エポスカード以外の貸金業者を利用するのが確実です。

ゼロファーストの過払い金請求の流れ

  • STEP 01 取引履歴を取り寄せる

  • STEP 02 過払い金の引き直し計算

  • STEP 03 エポスカードへ過払い金返還請求書を送付

  • STEP 04 エポスカードと任意交渉

  • STEP 05 過払い金請求の裁判をする(必要な場合)

  • STEP 06 過払い金がエポスカードより振り込まれる

STEP 01 取引履歴を取り寄せる

債務者がゼロファーストに過払い金請求をする際は、まず取引履歴を取り寄せることが必要です。

取引履歴によって借入時期や返済額、金利水準などを確認します。

ただし取引履歴がいつ届くかは予想しづらく、なかなか送ってくれないこともありえます。

司法書士や弁護士に過払い金請求を依頼している場合は、専門家が開示請求をしてくれます。

専門家から開示請求されると、エポスカードはすみやかに対応してくれるでしょう。

ゼロファーストカスタマーセンター

電話番号:03‐3380‐0101(朝9時~夜7時)
※1月1日はお休み

STEP 02 過払い金の引き直し計算

そして、取引履歴を取り寄せたら、過払い金の引き直し計算をはじめます。

取引履歴から算出できる「今まで払ってきた利息」から、「現行の金利にそって払うべきだった利息」を引くと、過払い金が求められます。

一般的に返済中に新たに借り入れしたり、返済と完済を繰り返している場合が多いので、このように簡単に計算できない場合が多いのです。

引き直し計算は、複雑な計算方法なので、正確な過払い金の金額を出すには、司法書士や弁護士の専門家に計算してもらいましょう。

また、インターネットにアップされている引き直し計算用ソフトを使うことでも、正確に計算することができます。

しかし、入力ミスをしてしまうと計算間違いをしてしまいますので、入力ミスには十分注意しましょう。

引き直し計算を自分でおこなう場合は、こちらの記事に計算方法をくわしくあります。
このままだと過払い金で損する!?知っておくべき引き直し計算について

TDONの計算ソフト

TDONの計算ソフトページ

法律事務所向けのソフトウエア開発をおこなっているTDONのソフトです。

2018年5月現在、ダウンロード版の価格は3000円となっている有料ソフトですが、7日間の試用期間の間は無料で使用できます。

名古屋消費者信用問題研究会の計算ソフト

名古屋消費者信用問題研究会の計算ソフトページ

名古屋消費者信用問題研究会は、消費者問題に関連する被害予防や被害回復、消費者の権利保護・実現を目的として愛知県内の弁護士を中心に結成された研究会です。

愛知県内の弁護士を中心に結成された研究会が、無料公開している利息計算ソフトです。

エクセルのテンプレートを使っているため、パソコンにエクセルがインストールされている必要がありますが、ソフトウエア自体は無料で使用できるため人気のあるソフトです。

アドリテム司法書士法人の計算ソフト

アドリテム司法書士法人の計算ソフトページ

新潟県にある司法書士法人が、無料公開している引き直し計算ソフトです。

これもエクセルのテンプレートを使っているため、パソコンにエクセルがインストールされている必要がありますが、フリーソフトなので無料で使うことが可能です。

「過払い金の引き直し計算は、自分でできる」記事の2章「自分で過払い金の計算は可能」引用

ゼロファーストへの過払い金請求額を計算する方法

過払い金の額を計算する引き直し計算は、利息制限法の上限金利にしたがっておこなうのが基本です。

利息制限法では、10万円未満の元金に対しては年利20%、10万円以上100万円未満の元金に対しては年利18%、100万円以上の元金に対しては年利15%が上限とされています。

つまり、過払い金請求金額を計算するには、「元金」「今まで払ってきた利息の合計」「今まで適応されてきた金利」「本来適応されるべきだった金利」などを確かめなくてはいけません。

これらを確かめられる書類が「取引履歴」ですが、内容は一般人にとっては複雑な書き方になっています。

しかも、そのうえで過払い金の引き直し計算を行うとなると、多くの債務者がミスを犯しがちです。

間違った過払い金を請求してしまうと、ゼロファーストから返ってくる金額が少なくなったり、最悪の場合は請求が却下されたりしてしまいます。

一度しか請求できないのに、過払い金請求額を計算ミスするのは致命的だといえるでしょう。

そこで、過払い金は司法書士や弁護士に相談して正確に計算してもらうのが得策です。

事務所によっては、過払い金の計算だけをおこなってくれることも珍しくありません。

そのうえで、信頼できそうな事務所だと感じたら、請求まで続けて依頼するといいでしょう。

STEP 03 エポスカードへ過払い金返還請求書を送付

引き直し計算で過払い金の金額がでたらエポスカードに過払い金返還請求書を送りましょう。

請求書には、郵送する日時、請求先の会社名と代表取締役の氏名、自分の氏名、口座番号、過払い金の額、支払い期日、訟訴する可能性などを記載し、捺印します。

請求書には、決まった書式や書くべき項目があるわけではないので、下記の項目を参考にしてください。

請求書は、内容証明郵便で郵送するようにしてください。

多少費用がかかりますが、「過払い金返還請求書が届いていない」といったエポスカードからの主張を防ぐことができます。

ゼロファーストの過払い金返還請求書の主要な項目

  1. 日付
  2. 請求する貸金業者の名前(株式会社エポスカード)
  3. エポスカードの代表者名
  4. 自分の名前と連絡先
  5. 過払い金の振込先口座名と口座番号
  6. エポスカードとの契約番号や会員番号
  7. 過払い金の額

STEP 04 エポスカードと任意交渉

すると、エポスカードから和解案が提示されるのが一般的です。

和解をすると過払い金が返ってくるまでの期間を短くできるメリットがあります。

過払い金の全額返還や利息も付けた返還を求める場合は、裁判に進みましょう。

STEP 05 過払い金請求の裁判をする(必要な場合)

ただし、100%の過払い金の回収を目指すのであれば、和解をせずに過払い金請求の裁判をする必要が出てきます。

ゼロファーストへの過払い金請求を多数経験している司法書士や弁護士であれば、依頼者の要望を考慮して裁判を提案できるでしょう。

裁判になっても過払い金請求を司法書士や弁護士に依頼している場合は、手続きはすべて任せられます。

債務者自ら、手間のかかる手続きや交渉に挑まなくても、裁判は進んでいきます。

過払い金を早く回収するのを重視するのか、過払い金の額を重視するのかを司法書士や弁護士と相談して決めていくのが得策だといえるでしょう。

過払い金請求の裁判を考えている方は、こちらの記事も読んで、過払い金の裁判がどんなものか知っておきましょう。
裁判で過払い金を多く取り戻せる!裁判する時に損しないための重要ポイント

過払い金請求裁判で必要な5つの書類

  1. 取引履歴書
  2. 引き直し計算書
  3. 証拠説明書
  4. 訴状
  5. 貸金業者の代表者事項証明書

※裁判になった場合は、取引履歴書、引き直し計算書、証拠説明書、訴状、貸金業者がそれぞれ3通(裁判所用の正本、被告用の副本、原告用の控え用として)、代表者事項証明書が1通必要になります。

「裁判で過払い金を多く取り戻せる!裁判する時に損しないための重要ポイント」記事の2章「過払い金請求の裁判の流れ」引用

裁判の争点になりやすいポイント

  1. 取引の一連と分断
  2. 一度完済してから再び借りたなどの複数回ゼロファーストへの借り入れがある場合に主張されます。

    借り入れと借り入れにある程度の空白期間があるケースや、一度カードを「解約」して再契約している場合、過払い金請求の窓口であるエポスカードから「取引の分断」の主張をされることがあります。

  3. 和解無効
  4. 返済が厳しくなり、ゼロファーストやエポスカードの窓口で直接示談により減額してもらったことがあり、それについての示談書があるケースでは、和解無効を主張されます。

STEP 06 過払い金がエポスカードより振り込まれる

任意交渉の和解や裁判の判決などによって過払い金の返還金額が決定すると、過払い金が指定した口座へ振り込まれます。

司法書士等の専門家に依頼した場合は、専門家の成功報酬や手数料、実費をあらかじめ引かれてから、口座に振り込まれる形です。

貸金業者によっては過払い金の振込が遅い場合もありますが、エポスカードの経営は良好ですので、振込が遅くなることは少ないと言えるでしょう。

ゼロファーストに過払い金請求を自分でやるデメリットとメリット

エポスカードに、過払い金請求を自分でやる場合のメリットとデメリットをお伝えします。

エポスカードへの過払い金請求は、一度しかできませんので、過払い金請求を専門家に依頼するか、自分でやるかをしっかり考えましょう。

デメリット

自分でおこなうデメリット

  1. 過払い金返還までに時間がかかる
  2. 過払い金の返還額が安くなる
  3. 家族にバレる

過払い金請求を自分でおこなう場合の過払い金請求のデメリットは、3つあります。

1つ目はエポスカードに過払い金請求を自分でおこなうと、過払い金が返還されるまでの期間が長くなってしまうことです。

自分でやる場合、過払い金請求の書類の用意や作成に慣れていないため、その時間がかかってしまいます。

エポスカードとの交渉にも時間がかかります。

こちらが過払い金や法律の知識にくわしくないとわかると、エポスカードは強気の返還金額で和解しようとしてきます。

そのため、なかなか和解できずに、過払い金の返還までの期間が延びてしまうことになります。

2つ目は、過払い金の返還額が安くなることです。

先ほども書きましたが、過払い金請求を自分でやる場合、エポスカードは、任意交渉で低い返還率での和解案を提案してきます。

エポスカードに交渉のペースを握られてしまい、相場より低い金額で和解したというケースもあります。

エポスカードへの過払い金請求は一度しかできませんので、不当に低い返還額で和解しないようにしましょう。

3つ目は、家族にバレてしまうこと。

自分で過払い金請求をやる場合、エポスカードや裁判所からの過払い金に関する郵送物や連絡は、基本的に自宅に届くきます。

家族と一緒に住んでいると、それら郵送物の差出人の名前を家族が見たり、エポスカードや裁判所からの電話を家族がでてしまうことで、不審に思われて家族にバレてしまうのです。

メリット

司法書士や弁護士に支払う費用が必要ないことが、過払い金請求を自分でやるメリットです。

費用がかからないことで、過払い金がそのまま手元に戻ってくるので、手元に戻ってくるお金が増えることがあります。

しかし、逆に過払い金請求を自分でおこなうことで、手元に戻ってくる過払い金が少なくなることもあるのです。

なぜなら自分でやる場合、過払い金請求に慣れていないので、専門家が交渉するより手元に戻ってくる過払い金の総額が減ってしまう可能性が高いです。

費用や報酬を引いても、司法書士や弁護士などの専門家に依頼したほうが、多くの過払い金を取り戻せる可能性も高いです。

トータルで見て、専門家に依頼するか自分でおこなうかで、どちらが多く現金が手元に戻ってくるかを考えましょう。

過払い金請求をどうしても自分でおこないたい方は、一度きりの過払い金請求を失敗しないようにしましょう。
意外と知らない、過払い金請求を自分でする時のポイント

ゼロファーストに過払い金請求を自分でやる場合の注意すべき点

自分で過払い金請求をおこなうと大きなデメリットが発生しますので注意ください。

取引履歴を取り寄せる際、エポスカードから取引履歴の使用目的を聞かれることがあります。

そのような質問があったなら「過払い金請求のため」と正直に答えずに、「借金の履歴が知りたいから」と答えましょう。

ゼロ和解

この場合に注意すべきなのは「ゼロ和解」です。

「ゼロ和解」とは、「これからの返済をゼロにしますので、おたがい手を打ちましょう」という貸金業者からの提案です。

一見、債務者に有利な提案に聞こえますが、ゼロファーストがゼロ和解を提案するのは過払い金の額が大きいからといえます。

つまり、過払い金請求の権利を放棄させられる可能性があるのです。

ゼロ和解など、貸金業者の言葉にどんな意味があるか、一般人では見抜きにくいでしょう。

そのため、過払い金請求は司法書士や弁護士に任せるのが安心です。

非債弁済

もう一つ注意するべきなのは、エポスカードに、非債弁済を主張されないようにすることです。

非弁済

非債弁済とは、債務がないのに弁済すること意味しています。

そして、この場合の非債弁済の主張というのは、取引履歴を取り寄せて引き直し計算をして、借金が0になると知ったのに返済を続けたので、過払い金を返還する必要がないということです。

このことは、民法第705条に記載があります。

この主張が認められると、過払い金の返還金額が少なくなったり、過払い金をいっさい戻せなくなることもあります。

過払い金請求を自分ですると、貸金業者は、徹底して、自らの負担を減らすように行動してきますので、貸金業者のペースにならないように注意しましょう。

「借金返済中の過払い金請求でもブラックリストにのらずにできる手続き」記事の4章―2「非債弁済」を引用

ゼロファーストの過払い金請求費用

ゼロファーストの過払い金請求を専門家に依頼する場合にかかる費用についてお伝えします。

みどり法務事務所では、過払い金請求の相談を無料でおこなっています。

また、初期費用も無料です。

お問い合わせは、9:00~19:00であれば、すぐに電話での対応が可能です。

電話はちょっとという方は、メールからご相談ください。

メールは、24時間受け付けています。

初期費用 過払い金の報酬
過払い金 無料 過払い金の報酬 基本:49,800円
歩合:返還額の20%
※訴訟によって過払い金が返還された場合、歩合成功報酬は25%。
※成功報酬の税・実費は、別途かかります。

ゼロファーストの債務整理の費用も気になる方は、こちらもご覧ください。
みどり法務事務所の過払い金請求・債務整理の費用

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