岡山県で過払い金請求の対応に強いみどり法務事務所

岡山県にお住まいで過払い金の請求をしようと考えている方、どの事務所に依頼すればよいのか悩んでいませんか?

司法書士事務所や弁護士事務所を選ぶときには、依頼者の立場に立ってくれる事務所を選ぶことが大切です。また、過払い金を取り戻した実績が多数あるのかどうかも知っておく必要があります。

岡山県で過払い金請求を成功させたい方は、信頼をおくことができ、実績もある事務所を選ぶ方法を良く理解しておきましょう。

1.過払い金の返還実績が豊富なみどり法務事務所で無料相談

過払い金請求をしたいと思っても、本当に自分に過払い金が発生しているのかがよくわからないという人もいるでしょう。

また、司法書士や弁護士に支払う報酬のことが心配でなかなか依頼に踏み切れないということがあるかもしれません。そのような方は、みどり法務事務所の無料相談を利用ください。

みどり法務事務所なら成功報酬のため、過払い金の相談は何度でも無料です。

過払い金が発生しているかどうか、またいくら取り戻せそうなのかなど、過払い金の調査だけでも無料でうけたまわっています。

しかも、正式にご依頼いただく場合でも初期費用は0円です。みどり法務事務所は過払い金請求や債務整理などの借金問題に関する専門事務所です。

少しでも心当たりのある方は、過払い金請求の実績豊富なみどり法務事務所で過払い金がいくら発生しているのかチェックしてみましょう。

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2.岡山県で過払い金請求を依頼する事務所選びのポイント

岡山県で過払い金請求を成功させたいと考えている方が、どのようなポイントに注意して事務所選びをすれば良いのかについて説明しましょう。

2-1.過払い金請求・債務整理など借金問題を専門としている事務所かどうか

司法書士や弁護士が取り扱う業務の範囲は広く、事務所によって得意としている分野は異なります。

司法書士については、普段ほとんど不動産登記や商業登記などの登記手続きばかりを扱っているような人が多いというのが現実です。

また、弁護士の中には、離婚問題や交通事故、刑事事件などを得意にしている人もいます。たしかに、このような司法書士や弁護士であっても、過払い金請求の依頼を受けることは可能です。

しかし、過払い金請求は、貸金業者との厳しい交渉経験や、過払い金をめぐる法律上の論点に関する知識などがなければ十分な金額の過払い金を早期に取り戻すことはできません。

したがって、過払い金請求を依頼するなら、過払い金請求や債務整理などの借金問題を専門に取り扱っている事務所を選ぶことが大切です。

このような専門事務所であれば、それぞれの貸金業者が過払い金請求にどのような対応をしてくるのかも十分に知っています。

また、裁判になった際に問題になる論点についても多数の事例からしっかりと理解しているのです。過払い金請求の専門事務所に依頼するのがベストであることは明らかでしょう。

2-2.過払い金請求の実績は豊富かどうか

過払い金請求の依頼をする事務所を選ぶ際には、過払い金請求の実績が豊富かどうかについても知っておく必要があります。

過払い金請求を専門にしている事務所であれば、どのようなケースでどれくらいの過払い金を取り戻せたのかの実例なども公開しているのが通常です。

また、過去にどれくらいの数の過払い金請求をおこない、どれくらいの返還を実現したのかなど、件数や返還額についても公開しています。

どんなに専門事務所であるといっていても、このような実績を具体的に公開していないところは、実績に自信がない場合がほとんどです。

過去の実績に自信がある事務所は、具体例や数値を公開していますので確認してみましょう。

2-3.過払い金請求の手続きの流れやかかる期間、費用をわかりやすく説明してくれるか

信頼できる事務所であるかどうかは、依頼者に対する説明のしかたでも見分けることができます。

過払い金請求の手続きの中には、利息制限法に関する法律知識や過払い金計算の方法、交渉や裁判で争点になる内容など、一般の人にはわかりにくいものもあります。

このような手続きの内容や交渉内容、法律上の争点などについて、依頼者に対してしっかりと説明をしない事務所は信頼できません。

むずかしい内容をわかりやすく説明し、依頼者の意思を尊重してくれる事務所を選ぶべきです。

また、信頼できる事務所であれば、過払い金請求が解決にいたるまでの期間の目安なども、しっかりと伝えてくれます。

手続きにかかる期間がわからなければ、依頼者はずっと気を張らなければいけません。

依頼者の安心を重視する事務所であれば、期間の見込みをはっきりと伝えてくれます。

さらに、過払い金請求にかかる費用の説明は非常に大切です。

いつ、どのような費用がいくらかかるのかについて明確に説明してくれる事務所を選びましょう。

この説明を怠るような事務所は、予想外の費用を請求してきたり、報酬の計算方法が不透明であったりします。最初にしっかりと費用を明示してくれる事務所を選ぶことが大切です。

2-4.相談者の立場にたってメリット・デメリットを正しく説明してくれる(信頼できる事務所かどうか)

過払い金請求をおこなうと、貸金業者との交渉で和解に応じるかどうか、裁判まで起こすかどうかなど、判断を迫られる場面がいくつかあります。

このような場面で、それぞれの選択肢にどのようなメリット・デメリットがあるのかを正しく説明してくれる事務所を選びましょう

中には、依頼者の利益ではなく、事務所の都合を優先して勝手な判断で手続きを進めるような事務所もあります。しかし、司法書士や弁護士の仕事はあくまでも依頼者の利益を図るものです。

依頼者がメリットとデメリットを正しく理解し、その上で判断できるようにするのが専門家の仕事だといえます。

したがって、重要なポイントについて、わかりやすく説明し、選択のアドバイスをしっかりしてくれる事務所を選びましょう。

知ると得する過払い金請求のデメリット

2-5.過払い金請求訴訟(裁判)を提案してくれるかどうか

過払い金請求では、話し合いによる交渉だけでは貸金業者が十分な返還に応じない場合があります。

発生している過払い金の半額にも満たない額の返還で済ませようとする貸金業者すらいるのです。

このような貸金業者と話し合いを続けても交渉が進展しない場合には、過払い金請求訴訟を提起して裁判による解決を図るのが得策です。

裁判であれば、裁判所が過払い金の額を認定して返還を命じるので、発生している過払い金の100パーセントを取り戻すことも不可能ではありません

ところが、事務所によっては過払い金請求訴訟の提起をしてくれない場合があります。

裁判は手間と労力がかかるので、任意交渉だけで簡単に済ませてしまおうとするのです。

このような事務所にあたってしまうと、取り戻せるはずの過払い金が非常に少なくなってしまう可能性があります。

このような態度は依頼者の利益よりも事務所の利益を優先するもので許されるものではありませんが、色々と理由をつけて依頼者に裁判を避けるのも無理はないと思わせるのです。

したがって、事務所選びの際には、必要に応じて過払い金請求訴訟までしてくれるかどうかをしっかりと確認しておきましょう。

裁判は過払い金請求において有効な解決方法のひとつですので、依頼者の立場に立つ事務所であれば当然訴訟提起まで視野に入れて対応してくれるはずです。

知ると得する過払い金請求の裁判のメリットとデメリット

2-6.対応は丁寧で迅速かどうか

信頼できない事務所の特徴としては、依頼者に対する対応がいい加減だったり高飛車だったりするというものがあります。

司法書士や弁護士は本来依頼者の利益のために仕事をするはずのものですが、依頼者を軽く扱い、報酬のことにしか関心を持たないような事務所もいるので注意が必要です。

また、依頼してからの動きが遅い事務所、依頼者への連絡が遅い事務所なども信頼できません。

信頼できる良い事務所というのは、依頼者への対応が丁寧で迅速です。

過払い金請求に不安を感じている依頼者の気持ちに寄り添い、丁寧な対応で安心させてくれます。

また、依頼者を無意味に待たせて不安を増すようなことはせず、迅速適切に手続きを進め連絡もしてくれるはずです。このような事務所は、問い合わせの電話をした際や、無料相談での対応などによって判断できます。

2-7.良い評判や良い口コミが多いかどうか

過払い金請求をする人の多くは不安や悩みを感じながら専門家に依頼をしています。

そのため、専門家が親切丁寧な対応をしてくれて過払い金の返還をきちんと受けることができたら、とても安心したり感激したりするものです。

このような経験をした人は、その事務所に対する良い評価を他の人とも共有しようとします。

したがって、信頼できて実力のある事務所というのは、良い評判や口コミが多数集まるものです。

岡山県で過払い金請求をしようと考えている人は、インターネットなどで事務所の評判や口コミを確認してみしょう。

県内の事務所の中から、悪い口コミが多い事務所は候補から外し、良い口コミが集まっている事務所を依頼の候補にするのです。

色々と口コミを読んでいけば、事務所の依頼者への対応や過払い金請求の実績などについても自然と詳しくなっていきます。

これらの情報をもとに選べば、事務所選びに失敗することは少なくなるはずです。

3.岡山県で過払い金請求するならみどり法務事務所

岡山県の過払い金請求はみどり法務事務所が対応します。

過払い金の調査だけでも無料なので、まずは、過払い金がいくら発生しているか実績豊富なみどり法務事務所でチェックしてみましょう。

遠方の方、ご事情があり外出が厳しい方は出張相談も承っておりますのでお問い合わせください。

3-1.岡山県の過払い金請求でみどり法務事務所が選ばれる理由

岡山県の過払い金請求でみどり法務事務所が選ばれる主な理由は次の8つです。

1.相談料・着手金無料、成功報酬

過払い金請求について関心のある人の中には、本当に過払い金が発生しているのかどうかわからないという人もいるでしょう。

そのような状態で専門家に依頼するのは気が引けるという人でも、心配しないでみどり法務事務所に相談してみてください。

みどり法務事務所では、過払い金に関するご相談は何度でも無料です。無料で過払い金の有無を確認できますので、少しでも心当たりがある場合にはお気軽にご相談ください。

過払い金の返還が実現した際に成功報酬をいただきますので、安心してご依頼ください。

2.過払い金返還額90億円超の実績

みどり法務事務所は、過払い金請求や債務整理など借金問題の専門事務所です。

過払い金請求の経験豊富な司法書士が、日々過払い金のご相談対応をおこない、実際に多数の過払い金返還を実現しています。

過払い金のご相談は月に500件うけたまわり、これまで返還を実現した過払い金の額は累計で90億5000万円です。

これらは、それぞれのお客様のご依頼に丁寧に対応し、貸金業者と全力で交渉してきたことの積み重ねによる実績です。過払い金請求は安心してみどり法務事務所にご依頼ください。

3.全国5事務所、出張相談にも対応

みどり法務事務所は借金問題の専門事務所として全国5事務所を展開しています。

したがって、過払い金請求の相手となる貸金業者についても、全国展開する消費者金融会社だけでなく、各地方の貸金業者との交渉経験も豊富です。

また、過払い金についての出張相談も各地域でおこなっていますので、どこにお住まいであっても安心してご利用いただけます

4.お会いするのは1度だけ

過払い金請求をするのが面倒だと感じる人もいるかもしれませんが、みどり法務事務所ではお客様のご負担はほとんどありません。

お客様の大切な個人情報を扱わせていただくため、1度はお会いする必要がありますが、お会いするのはこのたった1度だけです。

その後は、みどり法務事務所の司法書士がすべての請求手続きをおこないますので、お客様ご自身が面倒なことをする必要は一切ありません。

5.資料などの準備は一切不要

過払い金請求をしたいと思っているものの、契約書やカード、利用明細など借金に関する書類がなくなっているためあきらめようとしている人がいるかもしれません。

しかし、書類・資料がまったくなくても、みどり法務事務所であれば過払い金請求ができます

みどり法務事務所では、借入先の貸金業者名だけお知らせいただけば、司法書士が借金に関する記録を貸金業者に照会して調査し、過払い金の有無や金額などを調査します。

したがって、資料がないからといって過払い金請求をあきらめないでください。みどり法務事務所であれば、お客様に一切資料を準備していただく必要はありません。

6.親切・丁寧、迅速な対応

過払い金請求をしようと考えている人の多くは、借金を返済中である場合や、完済していても借金をしていたときの記憶などで不安を感じています。

みどり法務事務所では、このような依頼者様の心情に寄り添い、安心して請求手続きを進めていけるように親切・丁寧なご対応に努めています。

過払い金の無料相談のときから、正式なご依頼後に手続きを進めていくときまで、依頼者様に手続きの内容をきちんと理解していただけるように丁寧に説明いたします。

また、依頼者様が不安を感じることのないように、ご依頼いただいた件は迅速に処理をおこない、ご連絡も素早くおこなっています。

みどり法務事務所は依頼者様のために、親切・丁寧、迅速な対応をお約束します

7.デメリットも含め正しい情報をお伝えした上で最善のご提案をします

過払い金請求手続きを進めていく上では、いくつかの判断が必要になることがあります。

貸金業者から提案された返還額で妥協すべきなのか、訴訟を提起すべきなのかもそのひとつです。

返還額を多くしようとするとどれくらい時間がかかるのかなども、対応を判断する材料になります。

このように、メリットだけでなくデメリットも含めて判断しなければならない場合、依頼者様に情報を正しく理解していただくことはとても大切なことです。

みどり法務事務所では、デメリットも含め正しい情報をお伝えし、状況を理解していただいた上で最善のご提案をし、お客様のご希望をおうかがいします

8.徹底した秘密厳守

過払い金請求をする人の中には、過払い金請求によって家族や勤務先に秘密にしていた借金の事実が知られてしまうのではないかと心配な人もいるでしょう。

たしかに、貸金業者は過払い金請求をしてくる人の秘密に配慮してくれることはありません。

しかし、みどり法務事務所にご依頼いただければ、貸金業者からの連絡はみどり法務事務所が受けますので、お客様に直接連絡がいくことはありません。

また、みどり法務事務所からお客様への連絡も、ご指定の電話番号や時間帯にのみご連絡をするなど、十分に配慮をいたします。お客様の秘密は徹底して守りますのでご安心ください

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4.岡山県で過払い金請求するなら悪徳事務所とのトラブルに注意

岡山県で過払い金請求をする場合、悪徳事務所とのトラブルには注意をしてください。

司法書士や弁護士の中には、残念ながら依頼者様の利益に反する行動をする悪徳事務所があります。ここでは過払い金請求で悪徳事務所との間に起こりうるトラブルについて説明しましょう。

4-1.戻ってくる過払い金が少ない

1.貸金業者と交渉をせずに和解してしまう

過払い金請求で重要なことで、返還される過払い金の額についての貸金業者との交渉があります。

話し合いで貸金業者が全額返還を申し出てくることはほぼないため、交渉による返還額の増額は事務所の手腕が問われるところです。

しかし、悪徳事務所は貸金業者との交渉を一切おこなわず、貸金業者の言いなりの返還額で和解してしまうことがあります。

労力をかけずに簡単に解決したことにしてしまおうということです。このような悪徳事務所に依頼してしまうと、本来取り戻せるはずの過払い金の額がごくわずかになることも珍しくありません。

信頼できて実力のある事務所に依頼すれば、より多くの過払い金を取り戻せることを考えれば、これは大きな損失となります。

2.過払い金を着服されてしまう

ひどい事務所になると過払い金を着服してしまうようなこともあります。

過払い金の返還を受けたにも関わらず、取り戻せた額よりも少ない額を依頼者に伝え、一部を着服してしまう場合もあるのです。

これは業務上横領罪にあたる行為ですが、依頼者は単に請求が難しかっただけだと思い込まされ気づかないこともあるのです。

4-2.悪徳事務所にとって都合のいい貸金業者しか手続きしない

1.報酬がでない貸金業者は放置されてしまう

過払い請求への対応は貸金業者によって異なります。良好な対応をする貸金業者がいる一方、非常に厳しい対応をして過払い金の額を低く抑える業者もいます。

厳しい対応をする貸金業者を相手に返還額を高くする交渉は骨が折れますが、依頼者の利益を考えれば当然おこなわなければなりません

しかし、悪徳事務所はこのような貸金業者との交渉を放置してしまうことがあります。対応の厳しい貸金業者と交渉に努めてもあまり多くの成功報酬が見込めない場合があるからです。

このような対応をする事務所は、初期費用を高く設定していることも多いので、事務所にとっては手間が省けるだけ得だというわけです。

2.過払い金が少額の貸金業者は放置されてしまう

発生している過払い金が少ない場合も悪徳事務所が仕事をせず放置することがあります。

過払い金が少額だと成功報酬が少なくなるため、初期費用だけ受け取って放置しておいた方が得だと考えるわけです。しかしこれは依頼者の利益に真っ向から反する行為になります。

依頼者の利益を大切にする事務所であれば、金額が少なくても全力で過払い金を取り戻す努力をするものです。

知って回避する過払い金請求のトラブルの事例と回避方法

5.岡山県で多い過払い金請求について

岡山県で多い過払い金請求について、どのような貸金業者に請求ができるのか、また請求する際の注意点やメリット・デメリットについて説明します。

5-1.過払い金請求とは

過払い金請求とは、「過去の借金で払い過ぎていた利息を取り戻す」ことです。

ただし、過去に借入していた人のすべてが対象になるわけではありません。

過払い金請求できる人の条件は「グレーゾーン金利で借入していた人」です。

そもそも、過払い金が発生したのは、2006年におこなわれた貸金業法改正が原因です。

2006年に貸金業法が改正されるまでは、貸金業者が守らなくてはいけない法律は利息制限法と出資法の2つでした。利息制限法の上限金利が最高で20%であるのに対して、出資法は最高で29.2%でした。

貸金業者はできるだけ利益を生むために高い金利で貸付をおこないたいと考えて、出資法に従って貸付をおこなっていました。

利息制限法と出資法の上限金利の差は「グレーゾーン金利」と呼ばれ、社会問題となります。

そして、2006年になって最高裁判所で「グレーゾーン金利は認めない」という判決が下り、2010年の貸金業法改正では利息制限法に統一されました。

貸金業者の多くは、最高裁判所の判決がでた2007年ごろから自主的に利息制限法の金利で貸し付けるようになっていましたが、すべての契約というわけではありません。

知って得する過払い金が発生する条件

5-2.過払い金請求ができる貸金業者

過払い金請求をおこなうことができる対象は、利息制限法に違反する高金利で貸し出しをおこなっていた貸金業者です。

貸金業者の多くは、2006年の最高裁判決を受けて2007年頃に利息制限法に適合する金利への改定をおこないましたが、それまでは利息制限法に違反していました。

したがって、2007年以前に貸金業者から借入をしていた場合は、過払い金が発生している可能性は高いといえます。

2006年の最高裁判決以降、多くの債務者が貸金業者に対して過払い金請求をおこないました。

そのため過払い金返還によって急激に経営状態が悪化し、他の貸金業者と合併したり銀行グループの傘下に入ったりした貸金業者が多くあります。

そのため、現在では借入時の会社が残っていない場合も多くあるのですが、倒産していなければ過払い金請求はできる可能性は高いです。

吸収合併などによって会社が消滅していたとしても、取引を引き継いだ存続会社に対して過払い金請求をすることができるからです。

ご自身の取引が現在どの会社に引き継がれているかを調べてみましょう。もちろん、みどり法務事務所にご依頼いただければ、司法書士が取引の承継についても調査いたします。

5-3.過払い金請求権の消滅時効に注意

過去の借金について過払い金請求をする場合には、請求権の消滅時効に注意をする必要があります。

過払い金請求権には民法の消滅時効の制度が適用され、最後の取引日から10年間行使しないでいると消滅してしまうからです。

現在も返済中の借金であれば時効期間は進行していないので心配する必要はありませんが、すでに完済している場合は注意が必要です。

過払い金に心当たりのある人は、完済から10年以上経過していないか確認しましょう。

万一、10年間の期間経過が近づいている場合はただちに時効期間の進行を止める中断の手続きをしなければなりません。

みどり法務事務所にご依頼いただければ、司法書士が迅速に時効中断手続きをいたします

5-4.過払い金請求のメリット・デメリット

過払い金請求をすることには、メリットとデメリットの両方があります。

ここで、借金を完済している場合と返済中の場合に分けて、メリット・デメリットを説明します。

1.借金を完済している場合のメリット・デメリット

借金を完済している場合に過払い金請求をする最大のメリットは、本来支払う必要のなかった自分のお金を取り戻せることです。

借金を完済している場合には、返還される過払い金はそのまま自由に使えるお金になります。

過払い金の額は、借金利が高いほど、また返済期間が長いほど多くなりますので、高金利での返済に長く苦しんだ人ほど多くの過払い金を取り戻せる可能性があります。

デメリットは、過払い金請求をした貸金業者からは新たな借入ができなくなるということです。

しかし、借入先を他の貸金業者にすればよいだけなので、それほど大きなデメリットではないです。

2.返済中の場合のメリット・デメリット

借金を返済中に過払い金請求をするメリットは、払う必要のなかったお金を取り戻せることです。

ただし、返済中の場合には、戻ってくる過払い金はまず残りの借金の返済に充当されます。借金の残額よりも過払い金が多い場合は、お金が手元に現金として返ってきます。

しかし、借金の残額よりも過払い金が少ない場合には、借金は減額されますが債務は残ります。

借金返済中に過払い金請求をすることのデメリットは、借金が残ってしまう可能性があることです。

この場合の過払い金請求は、借金返済が困難に陥った人が債権者との間で借金減額交渉などをおこなう債務整理と同じものとして扱われます。

債務整理は貸金業者利用者の信用情報としては事故情報として扱われるものです。

貸金業者は利用者の信用情報を信用情報機関のデータベースを通じて入手していますが、事故情報が記録されると、どの貸金業者も新たな貸し出しをしなくなります。

この状態を「ブラックリストにのる」と呼んでいますが、ブラックリストにのると各種のローンやクレジットカードの審査は通らなくなってしまうのです。

したがって、過払い金の返還を受けても借金が完済にならない場合には、ブラックリストにのることを覚悟するか、借金が完済になるように別途返済資金を用意するなどしなければなりません。

6.過払い金請求が多い岡山県について

6-1.岡山県の紹介

岡山県は古くから繁栄しており、古墳時代には吉備国を形成して大和朝廷にも対抗しうる勢力となっていました。

安土桃山時代には岡山城が築かれ、現在も日本三大名園として知られる後楽園なども造られます。

また、観光地としても有名な倉敷市は江戸時代に幕府直轄の天領地として栄えた街です。

岡山県では、水島コンビナートを中心にした石油化学工業や鉄鋼業が県内経済をけん引しています。

また、児島湾は江戸時代から干拓が行われてきましたが、干拓地は塩分が多いため綿花栽培が盛んになり、繊維産業が盛んな地域になりました。

特に学生服は出荷額・出荷量ともに全国1位である岡山繊維産業の主要品目です。

また、岡山県はジーンズについても有名ですが、シェアが独占的に高いというわけではなく、海外に移転した大量生産に対して、小ロットの個性あるジーンズの生産で強みを発揮しています。

6-2.岡山県の借金事情・過払い金請求事情

岡山県は産業構造における製造業比率が高いため、県内経済は好況・不況の影響を大きく受けやすいのが特徴です。

したがって、近時では2008年のリーマンショックをきっかけにした不況で製造業におけるリストラが活発化し、県民の生活に大きな打撃を与えました。

実際、岡山県の1人あたり県民所得は2007年から2009年の期間に大幅に減少しこの時期に貸金業者からの借入を増やした人も多くなったと考えられます。

一方、岡山県内の貸金業者の数を中国財務局の登録数でみると、2018年12月末現在で18となっており、2008年12月末の101から大幅に減っています。

ただしこれは全国的な傾向で、数多くの過払い金請求によって経営が悪化した貸金業者が、倒産・廃業したり、他の貸金業者と合併したりするなどした影響です。

岡山市に本社を置く新生銀行グループの全日信販株式会社のような例外もありますが、県内で見られる貸金業者は、地銀のカードローンや全国展開する大手消費者金融会社だけになっています。

6-3.岡山県の弁護士、司法書士事務所の数

過払い金請求を専門家に依頼するなら、住んでいる地域に近いところにある事務所に依頼するのが良いでしょう。

あまり遠方の事務所に依頼すると、出張費を請求されることがあったり、スムーズに相談ができなかったりと色々と不便があるからです。

したがって、岡山県内に拠点のある事務所を選ぶようにしましょう。

そこで、岡山県内の弁護士や司法書士の状況を確認してみましょう。2019年2月現在、岡山県内に登録している弁護士の数は408名、司法書士の数は368名です。

司法書士のうち簡易裁判所で140万円までの訴訟代理をおこなうことができる認定司法書士の数は270名となっています。

これらの弁護士や司法書士はいずれも過払い金請求を取り扱うことができますが、司法書士に関しては認定司法書士でないと訴訟代理ができないことに注意してください。

また、弁護士や司法書士には得意分野がそれぞれあることにも注意が必要です。

多くの過払い金を早く取り戻すためには、過払い金に関する専門知識と貸金業者との交渉経験を持った専門事務所に依頼することが大切です。

また、依頼者の利益を最優先にして請求手続きを進めてくれる事務所を選びましょう。

みどり法務事務所は、過払い金や債務整理などの借金問題の専門事務所です。

多数の過払い金返還を実現してきた経験と知識を背景に、依頼者様の利益を最優先にして親切・丁寧、迅速に手続きを進めます。過払い金に関するご相談は何度でも無料で、ご依頼いただく場合の初期費用も0円です。

過払い金について少しでも心当たりのある方は、みどり法務事務所に是非お問い合わせください。

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