山口県で過払い金請求の対応に強いみどり法務事務所
山口県で過払い金請求をしようとお考えの方、どの司法書士事務所や弁護士事務所に依頼するべきか悩んでいませんか?
過払い金請求を依頼する事務所を選ぶ際は、依頼者の利益を最優先に考え、依頼者に寄り添って手続きを進めてくれるところを選ぶことが重要です。
そのためには、信頼できる事務所を見つける方法や、過払い金請求の実績がある事務所を選ぶ方法を知る必要があります。
山口県で過払い金請求を成功させたい方は、この記事を読んで事務所選びを進めましょう。
もくじ
1.過払い金の返還実績が豊富なみどり法務事務所で無料相談
過払い金請求に関心はあっても、本当に過払い金が発生しているのかどうか自信がないため、司法書士や弁護士に依頼することをためらっている人がいるかもしれません。
過払い金が発生していないことが判明し、相談料だけ取られてしまうということになるのは誰でもいやなことでしょう。
しかし、みどり法務事務所であれば、そのようなご心配は無用です。過払い金請求のご相談は何度でも無料ですから、万一過払い金が発生していなくてもお金だけかかるということはありません。
無料相談では、過払い金の有無、過払い金の金額だけを確認することもできます。
また、正式にご依頼いただく場合も初期費用は0円です。まずは、実績豊富なみどり法務事務所にお気軽にお問い合わせください。
2.山口県で過払い金請求を依頼する事務所選びのポイント
信頼できる司法書士事務所や弁護士事務所を選んで依頼することが、過払い金請求成功の秘訣です。
そこで、山口県で過払い金請求を依頼する事務所選びをするにあたって、どのようなことに注意をすれば良いのか説明します。
2-1.過払い金請求・債務整理など借金問題を専門としている事務所かどうか
法律の専門家である司法書士や弁護士であれば、誰もが過払い金請求についての知識や経験を持っているというわけではありません。
司法書士や弁護士にも、日常的に取り扱っている得意な分野があり、逆にあまり詳しくない分野もあります。
たとえば、司法書士の中には、不動産売買や抵当権設定などにおける不動産登記手続きには詳しいものの、過払い金請求や債務整理、訴訟手続きなどは良く知らないという人が多くいます。
また、弁護士も離婚調停や訴訟、犯罪に関する刑事裁判などを得意にしており、借金問題についてはほとんど取り扱い経験がないという人もいるのです。
過払い金の返還を早期に実現し、また十分な額を取り戻すためには、過払い金請求に関する知識や実績が豊富な専門家の助けが必須です。
したがって、過払い金請求を得意分野にしていない事務所を選んでしまったら、過払い金請求に失敗してしまう可能性も高くなってしまいます。
過払い金請求や債務整理などの借金問題を専門に取り扱っている事務所を選ぶようにしましょう。
このような専門事務所であれば、過払い金に関する法律的な知識はもちろん、貸金業者との交渉経験も豊富にあり、安心して任せることができます。
2-2.過払い金請求の実績は豊富かどうか
過払い金請求を専門に取り扱っているという事務所でも、本当に過払い金をたくさん取り戻した経験があるかどうかはまだわかりません。
大切なのは過去にどれくらいの過払い金請求をおこない、実際にどれくらいの額の過払い金を取り戻したかという実績です。
過払い金返還の実績が十分にある専門事務所であればその実績を公表しています。どれくらいの相談件数に対応し、実際にどれくらいの額を取り戻してきたのか、数値で確認するようにしましょう。
自信のある事務所であれば、これらの数値はわかりやすく案内されているはずです。
2-3.過払い金請求の手続きの流れやかかる期間、費用をわかりやすく説明してくれるか
ほとんどの人が過払い金請求をするのがはじめてで、手続きについてさまざまな不安を抱えています。
手続きの流れはどのようなものか、どれくらいの期間がかかるのか、費用はいくらかかるのかなど、心配なことはたくさんあるでしょう。
信頼できる事務所というのは、依頼者が抱えるこれらの不安を解消すべく、しっかりとした説明をしてくれます。
したがって、過払い金に関する法的な知識や過払い金を取り戻すための戦略、返還を受けるまでの期間などをわかりやすく説明してくれる事務所を選びましょう。
特に、過払い金請求にかかる費用の説明は重要です。費用に見合わない額の過払い金しか取り戻せないのであれば請求をしない方が良い場合もあります。
したがって、最初に過払い金請求にかかる費用を明確に説明してくれる事務所を選びましょう。
また、取り戻せる見込みの過払い金の額と費用を比較して説明してくれる事務所であればベストだといえます。
知ると得する過払い金請求にかかる期間と費用の相場
2-4.相談者の立場にたってメリット・デメリットを正しく説明してくれる(信頼できる事務所かどうか)
過払い金請求を専門家に依頼するといっても、専門家は依頼者の代理として仕事をするのであり、大切なのは依頼者ご本人の利益です。
依頼者にとって何が利益になるのかは依頼者ご自身が判断することであり、そのためには、手続きのメリットやデメリットを十分に理解していただく必要があります。
過払い金請求における手段の選択には、それぞれメリットやデメリットがありますので、依頼者がこれをしっかり理解した上でご自身の希望に合う方法を選ぶ必要があります。
専門家だからといって、勝手に判断して良いものではないのです。
信頼できる事務所というのは、依頼者にメリットだけでなくデメリットも含めて正しく説明し理解を得た上で、最適な解決手段を提案してくれるものです。
良い専門家であれば、専門的な話を素人でもわかりやすいように説明してくれるでしょう。
専門家がしっかりとお膳立てをした上で、依頼者ご自身が自分で選択をするという形で手続きを進めてくれるのが良い事務所です。
知ると得する過払い金請求のデメリット
2-5.過払い金請求訴訟(裁判)を提案してくれるかどうか
過払い金請求においては、多くの場合、過払い金の返還額について貸金業者と話し合いによる交渉をおこないます。
しかし、貸金業者は少しでも返還額を抑えたいため、最初から十分な金額を提案してくることはまずありません。
もちろん、依頼を受けた専門家は話し合いを通じて返還額の増額を試みますが、貸金業者によっては話し合いが進展しないようなこともあります。
そのような場合は、裁判によって解決を目指すことになります。
過払い金請求訴訟では、裁判所が過払い金の額を認定して判決を出せば、貸金業者はその金額を返還しなければなりません。
したがって、発生している過払い金の100%の返還を実現することも可能です。さらに、利息をつけて返還するように命じる判決もありえます。
したがって、裁判は過払い金請求の有効な解決方法です。また、あらかじめ話し合いでは交渉が進展しない貸金業者だということがわかっていれば、いきなり裁判に訴えるという選択肢もあります。
しかし、中にはこの裁判をしてくれない事務所もあるので注意が必要です。訴訟提起の準備や出廷の手間などを避けるために、最初から裁判はしないことに決めている事務所もあります。
しかし、それでは取り戻せるはずの過払い金を十分に取り戻すことはできません。
したがって、依頼する事務所を選ぶ際には、事前に訴訟手続きまでしてくれるのかどうかを良く確認しておきましょう。
依頼者の利益を重視してくれる事務所であれば、当然裁判をおこなうことは想定しているはずです。
知ると得する過払い金請求の裁判のメリットとデメリット
2-6.対応は丁寧で迅速かどうか
司法書士や弁護士は、依頼者のいわば代理として依頼者のために働くものです。
したがって、お客様である依頼者のことを尊重し、依頼者に寄り添って仕事を進めるのが当然だといえます。
しかし、依頼者を十分に尊重せず、対応がいい加減だったり、手続きや連絡が遅かったりする事務所があるのも事実です。
信頼できる事務所というのは、依頼者をお客様として尊重するだけでなく、依頼者の不安に寄り添い利益を最優先に考えて行動してくれるものです。
このような事務所であるかどうかは、相談や連絡における対応が丁寧であるか、連絡報告や手続きの進め方が迅速であるかを見ていればわかります。
問い合わせの電話をした際や、無料相談での態度や話し方からしっかりと判断しましょう。
2-7.良い評判や良い口コミが多いかどうか
山口県で過払い金請求をする事務所を依頼するなら、インターネットなどで事務所の評判や口コミを確認してみましょう。
過去の利用者の声というのは、信頼できる事務所かどうかを判断する目安になります。
対応の悪い事務所には、利用者からの批判が集まりますし、逆に良い仕事をしてくれた事務所には良い口コミが集まります。
特に、悪い口コミの集まっている事務所は選択肢から外すようにすれば良い事務所が選択肢として残ります。
口コミの中には、どのような過払い金請求の事例であったかなどが書かれていることもあり、これから請求をする人にとって参考になる情報もあるので是非活用してみましょう。
3.山口県で過払い金請求するならみどり法務事務所
山口県の過払い金請求はみどり法務事務所が対応します。過払い金の調査だけでも無料なので、まずは、過払い金がいくら発生しているか実績豊富なみどり法務事務所でチェックしてみましょう。
遠方の方、事情があって外出が厳しい方は出張相談も承っておりますのでお問い合わせください。
3-1.山口県の過払い金請求でみどり法務事務所が選ばれる理由
山口県の過払い金請求では、多くの人がみどり法務事務所に依頼をしています。
みどり法務事務所がなぜ選ばれるのか、その理由を見ていきましょう。
1.相談料・着手金無料、成功報酬
過払い金請求をしたいと考えている人が心配なことのひとつに、専門家に依頼した場合にかかる費用のことがあります。
取り戻せる過払い金がないことが判明したときに、相談料だけ取られてしまうのではないかというのも心配のひとつです。
また、依頼するためのまとまった費用を準備するのがむずかしいことで悩んでしまうということもあります。
しかし、みどり法務事務所にご相談いただければ、これらの心配は一切ありません。
みどり法務事務所では、過払い金の相談は何度でも無料でうけたまわっています。
ご相談によって過払い金がないことが判明しても相談料はいただきません。さらに、過払い金請求を正式に依頼いただく場合であっても、着手金などの初期費用は不要です。
事務所への報酬は取り戻した過払い金からいただく成功報酬ですので、過払い金請求を始める際にお客様にご準備いただく費用は一切ありません。
お金の心配は一切せずに、みどり法務事務所にぜひご相談ください。
2.過払い金返還額90億円超の実績
みどり法務事務所は、借金問題の専門事務所として、過払い金請求手続きを日々おこなっています。
非常に多くの方がご相談に来られ、無料相談のご利用実績は月に約500件ほどです。
また、実際に取り戻した過払い金の累計額は90億円を超え、多くのご依頼者に喜んでいただいています。
これほど多くの過払い金返還実績があるのは、みどり法務事務所が過払い金や債務整理など借金問題を専門として、知識と経験を積み重ねてきた結果です。
もちろん、過払い金返還実績の伸びは現在進行形であり、みどり法務事務所はこれからも過払い金を取り戻したい方の強い味方として努めていきます。ぜひ安心してご依頼ください。
3.全国5事務所、出張相談にも対応
みどり法務事務所は全国に5つの事務所を設置しており、全国の過払い金請求に対応しています。
全国展開していますので、大手貸金業者だけでなく、各地域の貸金業者との交渉経験も豊富です。
山口県の過払い金請求はみどり法務事務所でご対応します。事務所にお越しいただくのがむずかしい場合には、無料の出張相談もおこなっていますので是非ご利用ください。
どこにお住まいであっても、どの貸金業者が相手であっても、全力で過払い金返還を実現するのがみどり法務事務所です。
4.お会いするのは1度だけ
過払い金請求に関心のある方の中には、お金は取り戻したいが面倒なことはしたくないと考えている方がいらっしゃるかもしれません。
また、専門家に依頼すると何度も司法書士などと面談をして手間がかかるのではないかと心配されていることもあるでしょう。
しかし、みどり法務事務所であれば、お客様が面倒なことをする必要は一切ありません。
お客様の個人情報をお取り扱いするため1度はお会いする必要がありますが、お会いするのは原則としてこの1度だけです。
あとは、みどり法務事務所の司法書士がお客様に代わってすべての手続きを進めますので、お客様の手をわずらわせることはまったくありません。
過払い金返還請求訴訟を提起した場合でも、お客様が出廷する必要なども一切なく、司法書士がすべての手続きを進めます。安心してご依頼ください。
5.資料などの準備は一切不要
過払い金について心当たりがあるものの、手元にカードや利用明細などの資料がまったく残っていないために、請求できないと思っている方がいるかもしれません。
また、専門家に依頼する際には、少なくとも資料になる書類は必要だろうと思っている方も多いものです。
しかし、記録・資料が一切なくても過払い金請求をすることは可能 です。
みどり法務事務所では、お客様から資料をまったくいただかなくても、過払い金の有無や金額をお調べして請求手続きを進めます。
お客様からお伝えいただくのは貸金業者の名前だけです。ぜひお気軽にお問い合わせください。
6.親切・丁寧、迅速な対応
みどり法務事務所の司法書士は、過払い金請求や債務整理など借金問題に精通した精鋭の専門家ばかりです。
しかし、だからといってお客様に対して横柄な態度をとる者は一切おりません。
みどり法務事務所では、依頼者様のご不安に親身に寄り添い、依頼者様の利益を最大化するために働くことを徹底しています。
したがって、最初のご相談時から手続きを進める過程まで、依頼者様に親切・丁寧に対応し、迅速に過払い金請求を進めています。
みどり法務事務所は、貸金業者から過払い金を取り戻す頼もしい存在であると同時に、お客さまに安心をお届けする信頼できるパートナーであることを心がけているのです。
7.デメリットも含め正しい情報をお伝えした上で最善のご提案をします
過払い金請求のプロセスには、選択を迫られる場面がいくつかあります。
たとえば、貸金業者の提案する返還額で妥協して和解を成立させるのか、妥協せずに裁判を起こすのかという場面です。
このような場面では、単に金額についての情報だけでなく、裁判を起こした場合に解決にどれくらいの時間がかかるのかなどまで理解しておかなければなりません。
全額を取り戻せたとしても、希望する時期までにお金が戻ってこないなら、それが大きなデメリットになる人もいるからです。
したがって、過払い金請求では、デメリットも含めた正しい情報を依頼者様が把握していることが大切です。
みどり法務事務所では、良い情報だけでなく、デメリットも含めた正しい情報を依頼者様に説明し、その上で最適な解決策をご提案しています。
したがって、みどり法務事務所であれば、手続きが進んだ後で「こんなはずではなかった」と思うことはありません。
メリットとデメリットの両方を理解した上で冷静な判断をしたいとお考えなら、みどり法務事務所にご依頼ください。
8.徹底した秘密厳守
過払い金請求をする場合に、貸金業者から借入をしていた事実を家族などの周囲に知られたくないという人は少なくありません。
しかし、貸金業者から直接連絡がきたり、司法書士や弁護士と連絡を取っていたりすれば、家族や勤務先の人たちが借金について知るようになるのは時間の問題です。
家族や勤務先に借金のことを知られたくないなら、秘密を守るための手当てをする必要があります。
みどり法務事務所にご依頼いただければ、お客様の秘密が家族や勤務先などに知られる心配はありません。
みどり法務事務所に正式にご依頼をいただいた時点で、貸金業者からお客様に直接連絡がいくことは一切なくなります。
また、司法書士とのやりとりも、ご連絡する電話番号や時間帯をご指定いただければ、必ずそのお約束を守ります。
さらに、事務所からお送りする郵送物についても、事務所の封筒は使わず個人名で差し出すことも可能です。
みどり法務事務所はお客様の秘密を完全に守ります。安心してご依頼ください。
4.山口県で過払い金請求するなら悪徳事務所とのトラブルに注意
司法書士事務所や弁護士事務所は山口県内にも多数ありますが、中には悪徳事務所がありますので注意が必要です。
ここでは悪徳事務所との間で起こりがちなトラブルについて説明します。
4-1.戻ってくる過払い金が少ない
悪徳事務所との間で起こるトラブルでもっとも多いのは、戻ってくる過払い金が少ないことです。
1.貸金業者と交渉をせずに和解してしまう
戻ってくる過払い金の額が少なくなる原因のひとつに、依頼した事務所が貸金業者と金額についての交渉をおこなわないまま和解してしまうということがあります。
話し合いによる交渉では、貸金業者が非常に少ない返還額を提案してくることが良くあります。
まともな事務所であれば、そこから交渉をして金額を上げていくことに努めるのですが、悪徳事務所はまったく交渉せず和解を成立させてしまうのです。
過払い金返還請求書を発送して貸金業者からの返還額を了承するというきわめて簡単な事務作業をしているだけで依頼者から報酬を受け取ります。
依頼者には交渉をしたように装うので簡単に見抜くことは難しいです。
2.過払い金を着服されてしまう
ひどい事務所になると戻ってきた過払い金を着服してしまいます。
過払い金が戻ってきているのにも関わらず返還を受けなかったように装ったり、戻ってきた額を依頼者に過少申告したりすることでお金を奪ってしまうのです。
これは業務上横領罪という立派な犯罪ですが、発覚しないことも多く、知らずに被害を受けていることもありえます。
4-2.悪徳事務所にとって都合のいい貸金業者しか手続きしない
悪徳事務所の都合で手続きを進める貸金業者を選び、都合の悪い貸金業者に関しては手続きを進めず放置するというトラブルがあります。
1.報酬がでない貸金業者は放置されてしまう
事務所の報酬は多くの場合成功報酬であり、取り戻せた金額によって左右されます。
悪徳事務所は事務所の取り分を最大化するために、依頼者の利益に反して手続きをする貸金業者を選ぶことがあります。
たとえば、完済した借金と返済中の借金についてそれぞれ過払い金が発生している場合、返済中の借金については過払い金請求手続きをおこなわないなどです。
返済中の借金の場合、取り戻した過払い金が返済に充当されるため戻ってくるお金が目減りし報酬が減ってしまうからです。
しかし、依頼者にとっては、放置される過払い金が生じることになり大きな不利益となります。
2.過払い金が少額の貸金業者は放置されてしまう
過払い金の額が少ない場合には、その貸金業者に対する請求をおこなわない悪徳事務所もあります。
少額の過払い金を取り戻しても、事務所の手間が増える割には成功報酬が大して入らないため放置するのです。
しかし、依頼者にとってはどんなに少額でも大切なお金であり、額の大小で対応を変えるのは依頼者の期待を裏切るものです。
知って回避する過払い金請求のトラブルの事例と回避方法
5.山口県で多い過払い金請求について
ここでは、山口県で多い過払い金請求について説明します。そもそも過払い金請求とはどのようなものなのか、また過払い金が発生する条件、過払い金請求で注意すべき点などの解説です。
5-1.過払い金請求とは
貸金業者がお金を貸し出す場合に設定する金利には法律による制限があります。
ひとつは利息制限法による上限金利であり、元金の金額が10万円未満の場合には20%、10万円以上100万円未満の場合は18%、100万円以上の場合は15%です。
また、出資法では29.2%が上限金利となっています。しかし、かつては利息制限法の上限金利に違反しても罰則がなく、出資法違反にだけ罰則がある状態でした。
そのため、利息制限法の上限を超え、出資法の上限以内に設定された、いわゆるグレーゾーン金利での貸し出しが横行していたのです。
しかし、2006年に最高裁判所が利息制限法違反の金利を違法無効と判断したため、利息制限法を超過する金利で発生した利息は、債務者の請求に応じて貸金業者が返さなければならなくなりました。
この払い過ぎになっていた利息のことを過払い金と呼び、過払い金を取り戻す手続きを過払い金請求といいます。
5-2.過払い金が発生する条件
過払い金が発生する条件は、貸金業者からグレーゾーン金利で借金をして返済をしたことです。
ほとんどの貸金業者は2007年頃まで25%から29%程度のグレーゾーン金利を設定して貸し出しをおこなっていました。
そのため、2007年以前に貸金業者から借金をしたことのある人には過払い金が発生している可能性があります。
ただし、設定金利は貸金業者によってそれぞれ異なり、また金利改定の時期もまちまちです。
したがって、正確に判断するためには、借入をした貸金業者の設定金利と金利改定時期を正確に知る必要があります。
知って得する過払い金が発生する条件
5-3.過払い金の引き直し計算
発生している過払い金がいくらなのかは、利息制限法が正しく守られていたとしたら利息額はいくらで、いくら返済すれば良かったのかをまず計算します。
その上で、実際に返済してしまった額と比較して差額として過払い金を算出するのです。
引き直し計算をする場合、取引履歴を貸金業者から取り寄せて、正確に計算しなくてはなりません。
非常に難しい計算ですので、ご自身にも過払い金があるのではないかと思った方は、みどり法務事務所にご連絡ください。
5-4.過払い金請求権の消滅時効
過払い金が発生しているにもかかわらず、過払い金請求ができなくなる場合があります。
それは過払い金請求権が消滅時効によって消滅してしまうことです。
消滅時効というのは民法に定められた制度で、権利を一定期間以上行使しないでいると、その権利はなくなってしまうというものです。
過払い金請求権は一種の債権として10年間の時効で消滅することとされています。そして、10年間の期間は、借金を完済した日から数えます。
したがって、グレーゾーン金利で借入をしていた場合でも、借金を完済してから10年間経過していると、過払い金請求はできなくなってしまいます。
時効期間は完済日から数えるので、現在返済中の借金であれば時効期間はまだ進行していません。
しかし、すでに完済している借金については、消滅時効にかかっていないかどうか早めに確認することが大切です。
万一時効完成が迫っているような場合は、急いで時効期間の進行を止める中断手続きをおこなわなければなりません。
したがって、完済してから時間が経過している借金がある場合は、司法書士にご相談ください。
知って得する過払い金請求の時効
5-5.過払い金請求とブラックリスト(信用情報)の関係
過払い金請求は本来払う必要のなかった自分のお金を取り戻す手続きであり、借金を完済している場合におこなってもブラックリストにのる心配はありません。
また、借金を返済中であっても、返還される過払い金を残債務に充当して完済になるのであれば事故情報にはなりません。
しかし、過払い金を充当しても借金が残る場合は、ブラックリストにのってしまうのです。
過払い金を充当しても借金が残る場合は、返済困難に陥った人が債権者と借金減額を交渉する債務整理として扱われます。
債務整理は信用情報機関に事故情報として登録されるので、ブラックリストにのってしまうことになります。
ブラックリストにのると、ショッピングローンやカーローンなどの各種ローン、クレジットカードの審査などが通過しなくなるなどの不便があります。
したがって、過払い金請求をするときには、借金の残額と戻ってくる過払い金の額を正確に把握しておかなければなりません。
ただ、ブラックリストにのることを避けるのが常に得策だとは限りません。
ブラックリストにのらないように過払い金請求を控えると、多額の債務返済が続き生活再建がなかなかできない場合もあります。
ブラックリストにのることを承知の上で過払い金請求をして債務を減らす方が良い場合もあります。
借金問題に強いみどり法務事務所の司法書士にご相談いただければ、の状況に合わせて最適なアドバイスをいたします。
6.過払い金請求が多い山口県について
6-1.山口県の紹介
山口県は地理的に朝鮮半島やアジア大陸の影響を受け、紀元前3世紀頃には既に稲作栽培がおこなわれたといわれています。
この進んだ農業技術のもとで早くから文化的にも栄え、大和朝廷の時代には5つの国造と1つの県が置かれ、重要な地域となっていました。
平安時代から鎌倉時代にかけては周防国を大内氏、長門国を厚東氏が支配していましたが、室町時代に大内氏が防長二国を平定し山口を繁栄させていきます。
その後大内氏は陶氏に討たれて衰退し、その後中国地方全域を支配するにいたった毛利氏が山口を支配するようになります。
毛利氏は関ケ原の戦いに敗れた後、周防・長門の2国だけに領地を減らされますが、内政を充実させるとともに産業を振興し、長州藩は幕末には実力のある藩となっていきました。
明治維新でも中心的な役割を担い、日本の近代化に多大な影響を及ぼした藩のひとつです。
明治政府の下で長州藩は山口県になり、セメント製造など近代工業の萌芽が見られましたが、本格的に工業県として発展したのは大正時代からです。
山口県には豊富な鉱物資源があり、また地理的に港湾が充実していたため、造船や化学、機械や金属などが瀬戸内海沿岸地域で発展し、昭和時代には重化学工業、石油化学コンビナートなども形成されていきました。
6-2.山口県の借金事情・過払い金請求事情
山口県は全国有数の工業県であり、県内経済における製造業の占める比率は全国平均に比べて高いものになっています。
特に、化学製品やパルプ・紙・木製品、鉱業や運輸の影響力が大きいのが特徴です。
ただ、これらの産業は景気動向に影響を受けやすく、全国的な不況に見舞われると県内経済が大きな打撃を受けるという面もあります。
実際、2008年のリーマンショックの際には県内産業は大きな打撃を受け、製造業などを中心にリストラもおこなわれました。
1人あたり県民所得や1人あたりの民間企業所得も2008年から2009年にかけて大きく落ち込み、この時期に経済的に苦しくなった県民も一定数いるものと思われます。
このような背景から山口県内においても、特にリーマンショックの時期に借入を増やさざるを得なかった人が多かったと思われます。
一方、貸し出しをする貸金業者の動向をみると、2008年12月末には70あった貸金業者の数は、2018年12月末現在には13にまで減っています。
これは相次ぐ過払い請求によって経営が悪化した貸金業者が倒産したり、他の貸金業者と合併したりしたことの影響です。
現在山口県内で目にする貸金業者の多くは地銀系のカード会社か、全国展開する大手消費者金融会社の店舗・無人店舗が中心となりました。
6-3.山口県の弁護士、司法書士事務所の数
山口県で専門家に依頼して過払い金請求をするために、県内の弁護士や司法書士の数を確認しておきましょう。
2019年2月現在、山口県内に登録している弁護士の数は177名で、司法書士の数は227名です。
司法書士のうち、140万円までの訴訟について簡易裁判所で訴訟代理ができる認定司法書士の数は142名となっています。
これらの弁護士や司法書士はいずれも過払い金請求を取り扱うことが可能ですが、依頼をするなら過払い金請求に詳しく実績のある事務所を選ぶ必要があります。
山口県の過払い金請求はみどり法務事務所にご依頼ください。みどり法務事務所は山口県での過払い金請求についても多くの実績を持っています。
全国展開する大手消費者金融会社やカード会社だけでなく、山口県の地域で活動する貸金業者についても豊富な交渉経験があります。
みどり法務事務所では、過払い金のご相談は何度でも無料です。過払い金の有無がわからないという方も、まずはお問い合わせください。
また、みどり法務事務所にお越しいただくのが厳しい場合でも、無料の出張相談をご利用いただけます。
みどり法務事務所は依頼者様のご不安に親身に寄り添い、過払い金に関するご不安を解消します。
ご依頼いただければ、全力で1円でも多く1日でも早く過払い金を取り戻します。ご相談ください。