福岡県で過払い金請求の対応に強いみどり法務事務所

借金をしていたことがある、もしくはいま借金を返済中の方は貸金業者に払いすぎた利息がある可能性があります。

しかしいざ過払い金請求をしたいと考えても、福岡県内には複数の事務所があるため、どの事務所に依頼しようか迷ってしまいませんか?

福岡県で過払い金請求を成功させたい方は、上手に事務所を選ぶことが大切です。

具体的には、過払い金請求の実績や信頼できる事務所であるかを見極めることがポイントとなります。そこでここでは事務所選びのポイントや注意点を紹介します。

1.過払い金の返還実績が豊富なみどり法務事務所で無料相談

北海道から九州まで全国に5つの事務所を持ち、多くの過払い金請求の実績を持つ司法書士事務所がみどり法務事務所です。

事務所を置く都道府県や地区町村のみならず、近隣エリアについても広く対応しています。

借金の悩みを相談する際に、気になるのは手続きにかかる費用ですよね。かかるお金はできるだけ抑えたいというのが本音だと思います。

みどり法務事務所では、相談料は何度でも無料です。加えて、初期費用も無料となっているため、依頼の際にお金の用意が難しいという方でも安心して利用できます。

さらに、過払い金の調査だけでも無料です。完全成功報酬制なので、過払い金が戻ってこなかった場合には費用はいただきません。まずは、実績豊富なみどり法務事務所へお気軽にご相談ください。

2.福岡県で過払い金請求を依頼する事務所選びのポイント

過払い金請求を依頼する事務所を失敗のないように選ぶためには、下記のポイントをしっかりとチェックしておくことが大切です。

2-1.過払い金請求を得意としている事務所かどうか

司法書士や弁護士が取り扱うことができる業務は複数あるので、事務所によって主とする業務内容や得意とする分野はさまざまとなっています。

同じ依頼をするのなら、過払い金請求を得意とする事務所に依頼したほうが、経験が多く、手続きにも慣れているため仕事がスムーズです。

過払い金請求・債務整理などの借金問題を専門としている事務所であれば、常に最新の情報を仕入れていて、新たな事例に対する対応策も取られているため安心して任せることができます。

また、下記の2つの点が該当するかも、効率的に結果のある仕事をしてくれる事務所であるかの判断材料となります。

過払い金請求について豊富な実績がある

経験値が高く実績が豊富であると、幅広い案件への対応力を持っているため頼りになります。

特に、過払い金請求は貸金業者との交渉が良い条件を取り付けるカギとなるため、経験を積み高い交渉力を身に付けていることを示す実績の豊富さは大切なポイントとなります。

また、貸金業者も過払い金について専門的な知識を持っている借金の専門家です。

実績の少ない事務所だと、貸金業者から不利な条件で話を進められてしまったり、そもそも交渉自体に応じもらえなかったりする可能性もあります。

対応が迅速である

相談者に対する対応がルーズな事務所は、迅速に対応できていない可能性があります。

たとえば、予約した時間におこなっても、時間通りに相談が始まらず待たせられるようなところは時間にルーズで不安です。

また、メールや電話で問い合わせをしても、その返事がなかなか来ないところも仕事の効率が悪い疑いがあるため、注意が必要となります。

2-2.依頼先として信頼できる事務所かどうか

プライベートな事情がからむ借金の悩みはデリケートなものです。過払い金請求の依頼においても、個人的な悩みの相談をすることになるため、信頼できると感じられる事務所であることは必須となります。

後で後悔しないためにも疑問点をすべて解消してから依頼することが大切ですが、信頼の持てる相手でなければ、不安なことやわからないことを気軽に相談することはできません。

信頼できる事務所であるかは下記の4つのポイントで確認してみましょう。

説明が丁寧である

過払い金請求の依頼を正式におこなうと基本的には司法書士などの専門家にすべてを任せることになりますが、「お任せください」とだけいって、具体的な手続きの内容を説明しない事務所は信頼性に欠けます。

相談した際に、費用や手続きの流れについてきちんとわかりやすく説明してくれるところを選ぶようにしましょう。

特に、費用については事前に納得のうえで依頼しないと、後でトラブルのもとになります。

事務所によってはホームページなどに費用の詳細が掲載されていなかったり、部分的にしか費用の説明がされておらず総額がわかりにくかったりするケースもあるため要注意です。

正式に依頼する前に、すべての手続きを終えるまでにいくらぐらいかかるのかについて具体的にきちんと説明を受けておきましょう。

相談者の理解をきちんと得たうえで手続きに取り掛かろうとする姿勢がある事務所は、その後の手続きでの対応も安心です。

メリットだけではなく、デメリットについても正しく説明してくれる

過払い金請求は基本的にメリットが大きいですが、状況によってはデメリットもあります

相談者にとって得をする部分だけしか説明しないような事務所は、依頼の契約を取ることばかりを考えている場合もあるので気を付けましょう。

後でトラブルが生じても、きちんと対処してくれない可能性があります。

本当に相談者の立場に立って相談にのっている事務所は、後々のこともしっかりと考えて、発生する可能性があるリスクについても事前にすべてきちんと説明し、リスクを最小限にする提案をするものです。

知ると得する過払い金請求のデメリット

評判や口コミはよい内容が多い

信頼性の高い事務所は、依頼した人からの良い口コミや評判が自然と広がっていくことが通常です。

インターネット上で見られるようなごく少数の悪い口コミであれば、イタズラにも似た個人的な感情によるものである可能性も高いため、それほど深刻に受け止めることはありません。

しかし、悪い口コミや評判が数多く見られる場合には、その事務所に何かしらの問題があると考えられるため避けたほうが安心でしょう。

個々の状況に応じた提案をしてくれる

相談者の希望する手続きをそのまま受けて規定の手続きをおこなうだけでは、依頼先の専門家として不足です。

専門家であれば、幅広い知識を活かして相談者にとってベストとなる道を提案することが役割です。

たとえば、過払い金を取り戻す方法には、貸金業者との交渉による手段だけではなく、裁判所を通しておこなうやり方(過払い金請求訴訟)もあります。

裁判をすればお金や時間だけでなく、手間もかかるといった点はデメリットです。

ただし、裁判をしたほうが結果的に多く過払い金を取り戻すことができるのであれば、相談者に提案することが専門家として丁寧な対応となります。

その際には、時間や費用などがかかるというデメリットの面もきちんと説明を受けましょう。個々の事情に合わせた提案をする事務所に依頼したほうが、相談者様にとってはお得です。

知ると得する過払い金請求の裁判のメリットとデメリット

3.福岡県で過払い金請求をする際にみどり法務事務所が選ばれる理由

福岡県の過払い金請求はみどり法務事務所が対応します。過払い金の調査だけでも無料なので、まずは、過払い金がいくら発生しているか実績豊富なみどり法務事務所でチェックしてみましょう。

遠方の方、事情があって外出が厳しい方は出張相談も承っておりますのでお問い合わせください。

3-1.成功報酬制で、相談料・着手金は無料

みどり法務事務所では、成功報酬制で相談料や着手金が無料です。このため、依頼するときに手元のお金に余裕がない場合でも相談できます。

さらに、相談は初回のみならず、何度でも料金がかからないため安心です。過払い金を取り戻すことができなかった場合には費用はいただいていません。

3-2.過払い金返還額が90億円を超す豊富な実績

貸金業者との直接交渉がある過払い請求において、できる限り多くの過払い金を取り戻したいなら、実績が豊富であることは重要なポイントとなります。

豊富な実績は事務所の対応力や交渉力の高さを表しているからです。みどり法務事務所は、過払い金や借金解決を得意とする司法書士事務所です。

月に500件あまりの相談を受け、返還額の累計は90億円を超えています。毎月、数多くの相談に対応し、さまざまな悩みを解決している経験から、希望の過払い金額の返還を目指すことが可能です。

3-3.全国に6事務所、出張相談にも対応していて便利

信頼のおける事務所を見つけることができても、実際に相談に行ける場所にある事務所でなければ意味がありません。

近くに事務所がなかったり、自分が住んでいる場所が対応エリアに含まれていなかったりすれば、現実的に依頼することは難しくなります。

たとえば、東京で依頼したい事務所が見つかっても、福岡にお住まいの方であれば、相談のために仕事を休んだり、高い交通費を負担しなければいけなかったりするのは現実的ではありません。

みどり法務事務所は、北は北海道、南は九州まで全国に5つの事務所を構えています。さらに、各事務所は近隣エリアに広く対応しているため、相談できる事務所を見つけやすく便利です。

加えて、北海道や中四国、九州など各地で出張相談にも対応していて、近くに事務所がなかったり、対応エリア外に住んでいたりする場合でも相談できます。

3-4.複数回の面談不要、お会いするのは1度だけ

過払い金請求をご依頼いただいた際には、必ず実際に対面して相談をおこなうことが必要です。ただし、何度も事務所に足を運ぶ手間をかけないように、原則お会いするのは1度だけとしています。

何度も事務所を訪れる負担はありません。借金のことを家族に内緒にしている方であれば、たびたび理由なく家を空けることが不信感を抱かれる原因にもなりかねません。

このため、1度お会いするだけで手続きを済ませられることは、相談者様の負担が減る大きなメリットとなることでしょう。

3-5.面倒な資料などの準備は一切不要

過払い金請求の手続きを進めるためには、過去の取引履歴を用意し、利息制限法に基づいた引き直し計算書などの資料を作成しなければいけません。

また、過払い金が発生した場合には過払い金返還請求書も必要です。さらに、交渉が成立したときには業者との契約書も作成します。

これらの資料や書類などについて、手続きの知識や経験がない人がすべて自分で揃えるとなると大変な作業です。

ただし、みどり法務事務所にご依頼いただければ、すべて司法書士らが代わって準備をおこなうため、自ら資料などの準備をすることは一切不要となります。

明細がなくても、相談者様のお名前と貸金業者名がわかれば調査をおこなうことが可能です。

3-6.親切・丁寧、迅速な対応で安心

相談者様・事務所の双方がお互いに信頼関係を築き、トラブルなく手続きを進めるためには、事前に相談者様の不安点や疑問点を共有し合い、きちんと解消することが対策です。

相談者様が気軽に何でも質問をし、安心して相談できる環境を作るためにも、親切かつ丁寧な対応を心がけています。

また、電話で気軽に問い合わせられる専門ダイヤルで、過払い金はいくらになるかの診断を無料でおこなっています。

電話は9~19時まで受け付けていて、平日だけではなく土日も可能です。また、面談前の問い合わせや相談については、電話以外にメールでも可能です。

メールは24時間受け付けているため、空いた時間を見計らって問い合わせることができます。

3-7.正しい情報提供と最善の提案

過払い金請求は払ったお金が戻ってくることがある魅力的な手続きです。

貸金業者自らでお金を返還してくれることはないため、債務者が自発的に返還請求をすることが必須となりますが、お金が無事に返ってくれば債務者はメリットを得ることができます。

ただし、過払い金請求をすることには、メリットだけではなくデメリットもあるため注意が必要です。自分にとってプラスとなる点だけを見て手続きを進めると、後で慌てることにもなりかねません。

そのような失敗を避けるためにも、みどり法務事務所では、良い面も悪い面も含めて正しい情報提供をおこなっています

また、どのような手続きが適しているかは個々の事情によって異なるので、ひとりひとりの状況に応じた最善の提案もおこなっています。

3-8.徹底した秘密厳守

借金のことは誰しも人には知られたくないものです。友人や会社、近所の人などだけではなく、家庭内でも隠しておきたいと考える人もいます。

そもそも借金自体が家族に内緒であったならば、過払い金請求の手続きをおこなうことも家族には知られたくないことでしょう。

しかし、同じ屋根の下で生活していると、事務所からの郵送物が届くことで知られてしまう可能性は高くなります。

そこで、相談者様との連絡の取り方などには十分なケアをおこない、ご家族などにも知られないよう対策を取りながら、徹底した秘密厳守で手続きをおこなっています。

具体的には、連絡する時間帯や郵送物の送り方などについて事前に相談者様からの希望を受けておくといった対策です。

過払い金請求に強いみどり法務事務所の特徴を確認

4.福岡県で過払い金請求するなら悪徳事務所とのトラブルに注意

過払い金請求を取り扱っている事務所は数多く、なかにはトラブルが多い悪徳事務所もあるため気を付けなければいけません。

多く見られるトラブルには、たとえば、下記で紹介する2つの事例があります。

4-1.実際に戻ってきた過払い金が少なかった

取り戻すことができる過払い金の金額は取引年数や限度額によって異なってくるため、人によってさまざまです。

また、返還金額について明確な規定がなく、交渉次第で取り戻せる金額は変わってきます。

過払い金についての専門的な知識がないと、通常であればどのくらい取り戻すことができるものなのかを把握できず、悪徳事務所に示された通りの金額で納得してしまう人もいることでしょう。

なかには貸金業者と十分な交渉もおこなわずに和解をしてしまったり、過払い金を着服してしまったりする悪徳事務者もあるため要注意です。

4-2.すべての貸金業者に対して十分な手続きをおこなわない

きちんとした事務所であれば、相談者様が希望する限り、過払い金返還の対象となるすべての貸金業者に対して手続きをすることが通常です。

しかし、悪徳事務所のなかには、過払い金が少額しか発生しない貸金業者に対しては利益が十分に出ないからと交渉を一切おこなわずに済ませてしまう事務所もあるのです。

このように、自分の事務所にとって都合のいい貸金業者にしか手続きをおこなわない悪徳事務所に依頼すると、取り戻せる過払い金を知らぬ間に放棄してしまうことになり損するため気を付けましょう。

知って回避する過払い金請求のトラブルの事例と回避方法

5.福岡県で多い過払い金請求について

5-1.そもそも過払い金請求とは

過払い金請求とは、本来であれば貸金業者に払う必要がなかったお金を取り戻すことができる手続きです。

かつて、借金をしたときの利息についての法律が明確に一本化されておらず、通常であれば守られるべき正しい利息を定めた利息制限法のほかに、過剰な上限金利を定めた出資法も存在していました。

利息制限法には罰則がありましたが、出資法には罰則が定められておらず、2つの法律が共存するなかで、罰則のない出資法だけを守り、過剰な利息を受けている貸金業者の存在も許されていたのです。

しかし、2006年に「グレーゾーン金利」にあたる返済分は借金の元本にあてることができるという最高裁判所の判例が出て、2010年に法律が改正されたことで状況は変わりました。

出資法の上限金利は超えていなくても利息制限法を上回る金利で借金を返済していたグレーゾーン金利で借入があった人は、貸金業者に対して過払い金の返還を請求できるようになっています。

知って得する過払い金が発生する条件

利息制限法と出資法の金利差

利息制限法と出資法では具体的にどのくらいの金利差があるかを知っておくとよいでしょう。まず、出資法で定められていた上限金利は29.2%です。

一方、利息制限法で定められている金利は、元本が10万円未満であれば20%、元本10万円以上100万円未満なら18%、元本100万円以上は15%です。

そして、このような利息制限法と出資法との間に生じる金利差を「グレーゾーン金利」と呼んでいるのです。

5-2.過払い金請求のメリット・デメリット

完済後の過払い金請求のメリット・デメリット

完済後の過払い金請求のデメリット

完済後の過払い金請求のデメリットはほとんどありません

しいて挙げれば、過払い金請求をすると、原則、請求した貸金業者を再び利用することができなくなります。

クレジットカード会社に過払い金請求した場合もその会社のカードは使えなくなります。生活費の引き落としなどで利用している場合には事前に変更しておくようにしましょう。

完済後の過払い金請求の注意点

過払い金請求の期限が過ぎてしまうリスクがある点です。過払い金請求は完済した最終取引日から10年が過ぎると時効となります。

どんなに多くの過払い金が発生していても、時効を過ぎてしまうと請求することはできません。

また、利用していた貸金業者が倒産してしまっている場合にも手続きができなくなるため注意が必要です。

完済後の過払い金請求のメリット

借金をすでに全額返し終えている場合、過払い金が発生すると、そのまま過払い金が手元に戻ってくることになります。

もともとは払う必要のなかったお金であるとはいえ、一度手元から離れたお金が予定外に戻ってくることになるのは大きなメリットです。

また、生活が苦しい状況であれば、新たに借金をせずに済ませることができるようにもなります。

特に、返済していた期間が長く、金利が高かった場合にはたくさん戻ってくる可能性が高まるため、かなりのメリットです。

知って得する借金を完済した後にデメリットなく過払い金請求する方法

返済中の過払い金請求のメリット・デメリット

返済中の過払い金請求のデメリット

返済中の過払い金請求のデメリットは、状況によってブラックリストにのってしまうリスクが伴うことです。

ブラックリストにのる対象となるのは、過払い金請求をおこなった結果、過払い金よりも借金のほうが多くなった場合です。

過払い金は本来であれば支払う必要のなかったお金であるため、過払い金請求によって過払い金のほうが多く、清算して借金が0となればブラックリストにはのりません。

ちなみに、「ブラックリストにのる」とは信用機関に事故情報が登録されることです。

通常の場合、5~10年間くらいはクレジットカードの新規作成や新たな借入ができなくなりますが、一定の期間を過ぎれば事故情報は削除されて登録から外されます。

返済中の過払い金請求のメリット

返済中に過払い金請求するメリットは、借金を減らせることです。過払い金の額によっては完済できてしまう可能性もあります。

過払い金によって借金がなくなった場合はブラックリストにのることもありません。

返済中の過払い金請求のもう一つのメリットは、貸金業者から相談者様に督促や連絡がいかないようにストップをかけるため、返済に追われるストレスから解放されることです。

返済中の借金を過払い金請求してもブラックリストに載らない方法

6.過払い金請求が多い福岡県について

6-1.物価は低く、生活環境は高評価の福岡県

九州の北部に位置する福岡県は福岡市を県庁に置く県です。商業施設も多く、福岡市においては医療や教育、犯罪率などのさまざまな観点から見る住みやすさにおいて海外からも高い評価を受けていまです。

また、飛行機・鉄道・バス・船などの交通機関が充実していて、国内外へのアスクセスも便利です。

さらに、利便性の良さを持ちながらも、東京や大阪、名古屋などと比べて地価や物価が低い傾向にある点も住みやすいと高評価を受けている理由となっています。

6-2.福岡県の弁護士・司法書士の状況

福岡県の弁護士の数と事務所数

福岡高等裁判所の管内にある8つの県の弁護士会で構成されているのが九州弁護士会連合会(九弁連)で、そのうち福岡県の弁護士が所属しているのが福岡県弁護士会となります。

日本弁護士連合会によると、2019年2月1日現在で福岡県弁護士会に所属する弁護士の数は1322人です。

また、2018年版の弁護士白書によると、2018年3月31日現在で福岡県弁護士会に主たる事務所を置いている事務所数は615となっています。

弁護士の数も事務所の数も、九州の8つの弁護士会のなかでは最多です。

福岡県の司法書士の数と事務所数

全国にある司法書士会を会員とする組織が日本司法書士会連合会です。北海道から沖縄まで50の司法書士会が所属しています。

そのうち、福岡県の司法書士が会員となっているのが福岡県司法書士会です。

日本司法書士会連合会によると、2019年2月5日現在で福岡県司法書士会の会員となっている司法書士の数は987人となります。

また、福岡司法書士会が管轄するエリアに主となる事務所を置いた司法書士法人の数は22です。

弁護士と同じく、司法書士の人数や法人数においても、沖縄を含めた九州にある8つの司法書士会のうち福岡司法書士会が最も多くなっています。

6-3.福岡県の借金や過払い金請求の事情

借金をする人の数は社会情勢や個々の事情によって変わるものです。安定した収入を得ていた人が解雇を受けて突然生活に苦しくなり借金をすることもあります。

また、借入が必要な状況が迫られていた矢先に大きな収入が入り、生活が一変して借金の必要性が急になくなることがあるのも人生です。

このように、借金が必要となるタイミングは人や時代によってさまざまであり、住んでいる地域によって一概に変わってくるものではありません。

また、正規に営業許可を受けていないような貸金業者から借入をするケースもあるため、正確に実態をつかみにくいものです。

これらの事情から、借金や過払い請求の状況を地域ごとに特徴づけることは難しいのが実際となります。

ただし、日本貸金業協会による全国の 18 歳以上を対象とした「資金需要者等の現状と動向に関する調査結果報告」は、借金事情を知るひとつの目安にすることができます。

「資金需要者等の現状と動向に関する調査結果報告」(2018年9月28日)によると、福岡県を含む九州・沖縄地区は、全国比較で借入経験を持った個人が少ない傾向です。

九州・沖縄地区で借入経験のある人の割合は全国のうち10.5%で、全国の地区との比較だと中国・四国地区に次ぐ少なさです。

最も多い関東地区が全体の37.3%や次点で多い近畿地方の17.1%と比べると大幅に少なくない傾向にあります。

ただし、都道府県別の就業人口に対する消費者向無担保貸付の利用者数を見ると、福岡県は沖縄県に次ぐ割合の高さで、全体の12.6%です。

この数字は、東京都の12.4%よりも高く、借入する人が少ないとは一概にいえない結果となっています。

また、過払い金請求については、法律が改正される頃にグレーゾーンの問題が社会的に大きく取り上げられた2008~2009年がピークで、その後は、福岡県に限らず、全国的に年々減少傾向です。

しかし、過払い金に時効がある理由も加わって対象者は減ってきているものの、過払い金請求の認知度上昇に伴って、実際に手続きをしている人やこれから始めようかと検討している人はたくさんいます。

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